犬や猫を家にお迎えする前にするべきこと【後編】

犬や猫を家で飼う人たちは年々増加し、近年では中学生以下の数より犬や猫を飼う世帯数が多いと言われています。

では、まず犬や猫を飼う時にはどこで飼う事が良いでしょうか?
家に迎え入れる前に用意するべきものは?
犬や猫を家にお迎えする前にするべきこと【前編】で、ご紹介しています。

後編では、犬や猫を病院にはいつごろ連れていくべき?
犬や猫を飼う初心者さんへ向けて、そんな疑問にお答えします。

病院にはいつごろ連れていくべき?

犬や猫を家にお迎えしたら、まずは健康体だとしても家の近所の獣医さんに会いに行きましょう。

診察してもらう。
のではなく、会いに行くことがとても大切です。

「新しく犬や猫を迎えました。
これから何年もお世話になります。
よろしくお願いします。」

という意味で、初めて病院に行った時は顔合わせだけで、獣医師さんや看護師の人に名前と顔を覚えてもらい、可愛がってもらう感覚でいきましょう。

実は、この何気ない顔合わせはとても大切で、犬や猫は初めて病院に行くのがワクチンや爪切りなど、嫌な通院が初めてだと病院は、怖い場所。嫌な場所。という認識になってしまいます。
病院に行くたびに恐怖で震えて、唸ったり尻尾を下げたり、ハードキャリーの中から精いっぱい威嚇をしていると、ストレスにもなります。

病気やケガで行くと、普段の元気な様子や性格を見たことがない獣医師や看護師は、様子を見てみましょう。
と、いう判断にもなる可能性があります。

様子を見てみましょう。と、言われ悪化してしまったケースや緊急手術になるケースも少なくはありません。

これは、獣医師の判断ミスではありません。
あくまで、健康体で元気な様子を獣医師は知らないからです。

かかりつけ医の獣医師に健康状態、元気な状態を知ってもらうことはとても大切なことです。

顔合わせが終わった後は

子犬や子猫の場合

子犬や子猫は、生まれてから2~3回免疫をつけるためにワクチンを接種します。

1回目のワクチンは、基本的に生後45~65日前後に行います。
2回目のワクチンは、1回目のワクチンを打った約1ヶ月後ですので、生後75~95日前後になります。
3回目のワクチンは、さらに1ヶ月後になりますので、生後105~125日前後になります。

ペットショップやブリーダーから子犬や子猫を家にお迎えをした場合は、3回目のワクチンは、病院に連れていき、接種することが多いと思います。
この3回目のワクチンが終了後、お散歩デビューです。

成犬や成猫の場合

動物保護施設や愛護センターからお迎えした場合は、成犬や成猫であることが多いと思います。

過去の記憶から病院は怖い場所。嫌な場所。と、学習している場合も少なくありませんので、動物病院の前でおやつを食べるなど、少しでも緊張をほぐしてあげると良いです。
顔合わせが終わった後は、軽い健康診断を行い、健康な状態を飼い主さんと獣医師が把握しておくことは、とても大切なことです。

まとめ

動物病院には、怪我や体調不良意外では連れていかない。
と、いう人も多いと思いますが、家にお迎えしたばかりの時には、犬や猫の性格を見つつ健康であっても動物病院に行くことは必要です。

動物病院は、自由診療です。
治療費が予想より、高くつくこともあります。
ペット保険に加入することで、家計を助けてもらえることもあります。

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