愛猫がトイレの前後に走り回ったり、走ってトイレに入ったかと思いきや、走って出てきて部屋中をドタバタ走り回る様子を見たことがある人もいるのではないでしょうか?
家の中なんだから誰も邪魔しないし、ゆっくりトイレをすればいいのに。
と思いますよね。
今回は、多くの飼い主さんが疑問を感じる、猫がトイレの前後に走り回ってしまう理由をご紹介します。
トイレの前後にダッシュするのはなぜ?!
愛猫がトイレやうんちの前にハイになって走り回ってしまうのは、野生の頃の名残とも言われています。
トイレをしている最中は、とっても無防備な姿になります。
敵に襲われてしまったらひとたまりもありません。
そのため、寝床から遠く離れたトイレスポットまで走り、急いでトイレをして走って寝床やおうちに戻るのです。
なぜ寝床の近くでしないの?
天敵に自分の寝床やおうちを知られないためです。
寝床の近くでトイレをすると、おしっこやうんちのニオイで天敵に自分の場所を教えてしまうことになるのです。
トイレの後に砂をかけるのはなぜ?
愛猫がトイレでおしっこうやうんちをした後、砂をかけたりするようなしぐさをしますよね。
それも野生の頃の習性で、ニオイを消して痕跡を隠すための行動です。
そのため、トイレをする前に前足でカリカリしたり掘るようなしぐさをしているのは、おしっこやうんちを隠しやすくするためなんです。
まとめ
「愛猫がトイレの前後に走り回るのはなぜ?!トイレハイの理由を知ろう」はいかがでしたか?
猫は、人に飼われるようになって歴史は長いのですが、しっかり野生の本能が未だに残っているとも言えます。
うんち前にドタバタするのは、体に良くないから!
と、たまに抱き上げてしまう人もいますが、これからトイレをするんだなぁという優しい気持ちで見守ってあげてくださいね。
著者:miki.m
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