ペットを飼いたいと思う動機はそれぞれですが、「かわいいから飼ってみたい!」と思うのは大きな動機のひとつでしょう。しかし、ペットが生き物である以上、生き物を育てていくということになり、当然、相応の責任も発生します。
将来的に転居や転勤の可能性は?
将来、今住んでいる住居から転居や転勤する可能性はないでしょうか?も しもそうなるとペットを一緒に連れて行くか、それが無理であれば誰かに引き取ってもらわないとなりません。ペットを飼うならまず、そのペットの寿命がくるまで責任を持って飼うという決意が必要です。
ペットが死んだ後の扱いも最後まで行なわないとなりません。その辺の空き地に捨てるようなことは行なってはならず、最後まで尊い命として人と同じように扱うべきです。猫や犬などの動物の場合は、火葬して埋葬するような方も増えてきています。また自治体によっては引き取りをしているところもあります。
旅行や外出の制限は大丈夫?
ペットを飼ったなら、必ず毎日世話をしないとなりません。それは餌をあげたり、生活空間を掃除してあげたり、時にはシャワーなどで洗うことも重要でしょう。遊びに行ったり飲み会に参加したりなどの数時間程度ペットから離れるような場合は問題ないかもしれませんが、数日の旅行となれば、ペットのことを考えないとなりません。
犬や猫ならペットホテルを利用するという方法はありますが、ハムスターや鳥なら面倒を見てくれる人がいないとなりません。場合によってはペットを飼うと、外出が制限されることもあります。
「もしも」のときの貯蓄は必須
ペットを飼うと世話をするためのえさ代や、ケージや床材などの生活場所を作ってあげるためのお金が必要です。猫を飼うときは、トイレ用の砂場なども定期的に購入して新しい物に替えないといけません。
病気になれば動物病院での診察料金がかかり、去勢や避妊手術するとなるとそれにもお金がかかります。多くのお金が必要となることを知っておかないとなりません。
ペットを飼うということは、命を預かることです。ぬいぐるみや玩具を買うのとはワケが違います。「寂しいからペットが欲しい」といった安易な気持ちで無闇に動物を飼うべきではなく、ペットの飼育には多くのお金がかかると共に、死ぬまで世話をする責任が伴うということを念頭においてよく考えてみるべきです。飼ってみて大変だから、川や原っぱなどに捨てるといったことは、決してしてはならないのです。
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