冬に多い猫の膀胱炎!原因と膀胱炎にならないための予防方法とは?

 

猫を飼っている人であれば、猫は尿疾患に気を付けてという言葉を1度は聞いたことある人もいるのではないでしょうか。
若猫から老猫まで発症することがある、膀胱炎は冬こそ気を付けたい疾患のひとつです。

今回は、猫の尿疾患の膀胱炎の原因と治療方法、家でできる予防法についてご紹介します。

猫の膀胱炎ってどんな病気?

猫の膀胱炎とはそもそもどのような病気なのでしょうか。
猫の膀胱炎は、2種類あります。

特発性膀胱炎

猫の膀胱炎は、7割特発性膀胱炎と言っても過言ではありません。
特発性膀胱炎は、原因不明の膀胱炎と呼ばれることもありますが、獣医師の推測ではストレスが大きな原因ではないかと考えられています。

細菌性膀胱炎

もうひとつの膀胱炎は、人や犬で多く見られる細菌性膀胱炎です。
陰部に付着した細菌が膀胱内に侵入し、炎症をもたらすものです。
長い時間おしっこをしなかったり、我慢させてしまうと細菌が膀胱内に侵入してしまいます。

どちらの膀胱炎も、おしっこをしようとすると激痛が走るため頻尿になることや、血尿をすることが特徴です。

膀胱炎の原因

膀胱炎の主な原因は、3種類あると言われています。

ストレス

特発性膀胱炎の時に考えられる原因です。

1番強いストレスは、環境の変化と言えるでしょう。
引っ越しや同居猫の増加、家具の配置替え、飼い主の結婚離婚などは特に強いストレスを感じます。
その他、フードの変更や過剰なお世話(グルーミングも含む)、トイレが汚れている、などは猫にとって、耐え難いストレスに繋がります。

細菌

細菌性膀胱炎の時に考えられる原因です。

トイレが汚れていたり、トイレの配置替えをしてしまうと猫はトイレができなくなってしまうことがあります。
結果、長時間トイレを我慢したり、トイレができない状況下にいると、陰部に付着した細菌が膀胱内に侵入します。

結果、膀胱内で細菌が増殖し炎症を起こすものです。
免疫力が下がる寒くなりはじめの季節や、老猫に多くみられます。

結石

飲水量が減ると、おしっこの頻度が落ちるだけでなく尿の色が濃くなりますよね。

おしっこが濃くなると、本来中性であるはずの猫の尿がアルカリ性や酸性に傾いてしまう事があります。
アルカリ性、もしくは酸性に傾いてしまうことで、結石ができると結石が膀胱内を刺激し、傷をつけ膀胱炎を発症することがあります。

膀胱炎の症状

膀胱炎の症状です。

・頻尿(少しのおしっこを何度も何度もする)
・おしっこをしたさそうにトイレに行くのにおしっこがでない、痛みで出せない状態が続く
・血尿
・尿から異臭がする
・にごった尿をする
・痛みから何度も鳴く

おしっこをする時に激しい痛みを伴うため、おしっこをしたいけど痛いからできない…
という様子が見られます。
トイレの前でうろうろしたり、トイレに出たり入ったり、何度も鳴いたりするような行動になります。

膀胱炎の治療方法

猫の膀胱炎の治療方法は、膀胱炎の原因を特定することから考えなくてはいけません。
1度は、抗菌薬や抗炎症薬、止血剤、鎮痛剤を使用し完治したとしてもストレスが原因で発症した場合は、再度発症してしまう恐れがあります。

結果、膀胱炎が慢性化してしまうことにも繋がるのです。

ストレスが原因であれば、可能な限りストレスと思える要因を取り除いてあげたり尿が濃くなっているのであれば水分を沢山接種してもらうような工夫が必要です。

膀胱炎の予防方法

膀胱炎の1番の予防方法とは、食事とトイレ環境です。

膀胱炎になる、多くの猫がカリカリのドライフードを食べているという統計があり、普段水をあまり飲まない猫は、水分不足になりやすいのです。

カリカリのドライフードを食べている子(猫)の場合は、ごはんをあげる時にぬるま湯を入れてあげることをおすすめします。
また、猫がいつでも新鮮なお水を飲めるように一部屋にひとつ水飲み場を作り、猫がよくいる部屋には水飲み場をふたつ用意してあげる、少し高いところに水飲み場を作ってあげると良いでしょう。
少し高いところに水飲み場を作る場合は、猫が落とさないように気を付けてください。

トイレ環境は、通常猫の頭数+1がトイレの数と言われています。
しかし、猫は非常に綺麗好きですのでトイレしようと感じたときにトイレが汚れていると嫌になってしまい、トイレをしなくなってしまいます。
お留守番時間が5時間以上ある場合は、猫の頭数+2にすると良いでしょう。

また、トイレを置く場所もいつも猫がいる部屋だったり、普段使わない部屋けれど静かな部屋など、置き場所にも工夫をすることをおすすめします。

まとめ

「冬に多い猫の膀胱炎!原因と膀胱炎にならないための予防方法とは?」はいかがでしたか?
冬は、猫も飲水量が減少傾向にあり、暖かい場所からなかなか動かなくなってしまうため尿疾患が増える季節でもあります。

まずはできることからはじめて、猫の尿疾患を予防しましょう。

著者:miki.m