「鬼は外!福は内!」
毎年2月3日の節分の日は、豆まきをして自分の年齢の数+1個の豆食べる習慣がありますよね。
なぜ豆を撒くの?
昔は、鬼は姿の見えないものだが、災害や病気などの悪いことは全て鬼の仕業と考えられていました。
「魔(鬼)の目=魔目=まめ」に豆をぶつけて、「魔(鬼)を滅する=魔滅=まめ」などの言い伝えがあります。(所説あり)
「福は内!」あっ!食べちゃった…
愛犬ちゃんと暮らしている自宅では、案外あり得ることではないでしょうか?
「福は内!」の声と共に豆を室内に豆をまき、その瞬間パクッと食べてしまった。
食べちゃったけど豆って食べていいんだっけ?
と、脳裏をよぎる人もいるのではないでしょうか?
節分の豆は数粒であれば食べて大丈夫!
豆まきの豆は、炒ってあることが多くスーパーで売っている豆まき用のほとんどが生の豆ではありません。
炒り豆を使用するのは、撒いた豆から芽が出て縁起が悪い。
との言い伝えから炒り豆を使用します。
炒り豆であれば、数粒を食べても問題はありません。
ただ、注意が必要
犬は丸のみにしてしまうことが多く、沢山食べると消化不良を起こすことも少なくはありません。
下痢や便秘などの症状が出るだけでなく、小型犬は食道に詰まらせてしまうこともあり得ます。
近年、大豆アレルギーの犬は増えています。
大豆アレルギーがあるかどうかは動物病院でアレルギー検査をする、もしくは食べてみない限りは分かりません。
アレルギー症状としては、涙目になる、涙がでる、目を掻く、くしゃみをする、体中を掻き毟る、などの症状がでます。
気を付けましょう。
絶対NG!!
生の豆は絶対に食べさせてはいけません。
生の豆に含まれる成分の「トリプシン・インヒビター」が、膵臓や消化に悪影響を及ぼす可能性があります。
下痢や嘔吐などの症状が出ることもあるため、生の豆は食べさせないようにしましょう。
「トリプシン・インヒビター」は、加熱処理をすることで毒素が消滅するため、加熱済みの豆であれば問題はありません。
愛犬と豆まきを楽しむために
では、愛犬ちゃんと一緒に豆まきを楽しむためにはどのようにすれば良いでしょうか?
小型犬であれば、抱っこをして一緒に豆まきを楽しむ♪
床にいるから食べてしまう。では、抱っこをして一緒に豆まき気分を味わっちゃいましょう。
愛犬ちゃんを床におろすまでに、福(豆)を回収してくださいね。
ケージ、もしくは別室で待っていてもらう
ちょっと可哀そうな気もしますが、中型犬や大型犬、抱っこが苦手な愛犬ちゃんは、家中の豆まきをしている間抱っこをしているわけにもいかないので、別室で待っていてもらいましょう。
最後に愛犬ちゃんが待っている部屋で、みんなで楽しく豆まきをしてください。
福(豆)は急いで回収してくださいね。
豆の代わりにボーロやフードをまく
もはや、本来の豆まきから遠ざかってしまっていますが(笑)
「愛犬が食べちゃうからうちでは毎年ボーロとフードをまくの~♪」
なんて、楽しい愛犬ちゃんのためのイベント化してしまっている家もありましたよ。
確かに愛犬ちゃんは楽しくてたまらないですね。
早く福(ボーロ)ちょうだい!ちょうだい!
と、ワクワクしている愛犬ちゃんの姿が目に浮かびます。
ちなみに外にだけは通常の豆をまいているそうですよ。
まとめ
大豆は、少量であれば食べても問題はありません。
しかし、食べすぎは体調不良を引き起こす原因となってしまうため、気を付けましょう。
皆さま、皆わん、今年も体と健康に気を付けて豆まきを楽しんでくださいね。
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