ブラッシングには、飼い犬の毛並みを整えて見た目を綺麗にしてあげるという意味の他にも、健康をサポートするという意外な役割があります。いったいどういうことなのか、検証していきましょう。
ブラッシングは犬の健康にも繋がる!
犬は基本的に肌の弱い動物なので、身体の全身を覆う被毛は紫外線やウイルスなどの外的要因から身を守るために存在します。従って被毛を丁寧にブラッシングすることは、抜け毛の予防となり、結果的に様々な病の発生を防ぐことにもつながるのです。
例えばノミやダニなど、人間でも刺されるとかゆみなどが発生する昆虫を除去でき、清潔に保つことで皮膚の血行促進にもつながり、皮膚病も発生しにくくなります。
ブラシの選び方
犬の健康を保ってくれるブラッシングの主役となるブラシも、細心の注意を払って選ぶようにしましょう。
犬の毛質には長毛、短毛、巻き毛など様々なものがあります。それらに合わせた各種ブラシはもちろん、最後の総仕上げとしてツヤ出し用や毛並みを最終的に整えるブラシもあったりしてまさに千差万別です。
自分の飼い犬の毛質のタイプに合わせて適切に使用すれば、快適なブラッシングが出来ることでしょう。
ブラッシングの流れ
まずは犬をリラックスさせた状態で台座などに寝かせましょう。最初は直接手で体を撫でてあげて、背中からゆっくりとブラッシングしていきます。あせらず、何度も繰り返しやってあげれば、徐々に犬も慣れてくることでしょう。
ブラッシングの際一番大事なのは、犬の気持ちになってしてあげるという事です。ブラッシングは気持ちのいいものなのだ、という感触を犬に持ってもらうことを優先し、少しでも嫌がるそぶりを見せたら中断して、頃合いを見計らって再開するようにしましょう。
まとめ
犬の毛並みを整え、健康を保つために大事な作業となるブラッシングは、犬の気持ちになってしてあげることが大切です。気持ちのいいものである、という事を自覚させるために、最初は優しく行うようにしましょう。
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