8月に入り、ますます暑い日々が続いています。
毎日多くの人や犬が熱中症で、病院に救急搬送されていますよね。
室内にいても熱中症になることもあります。
熱中症対策グッズも多く販売されていますが、1番お手軽ですぐに使える保冷剤、実はとても危険なものであること…ご存知でしたか?
メイン写真 わんフォトコンテストSummer 鼓太郎ちゃん
保冷剤はなぜ危険なの?
保冷剤が要注意って…
よく使っているけど、健康だよ?
何が危険なの?
と、感じる人も多いと思います。
保冷剤に含まれていることがある「エチレングリコール」という成分が非常に危険です。
この「エチレングリコール」を誤飲してしまうと、中毒を引き起こし、最悪亡くなってしまうことがあります。
さらにこのエチレングリコールの怖いところは、甘味成分が含まれていることから鼻の良い犬たちは、食べ物と勘違いしてしまうのです。
犬の手(口)に届く場所にあると、保冷剤の袋を口や爪で破り舐めてしまいます。
結果、嘔吐や下痢、けいれん、急性腎不全を引き起こすことがあり30分以内に治療を開始しなければ命を脅かすことも少なくありません。
全ての保冷剤にエチレングリコールが含まれているの?
保冷剤でも沢山の種類がありますよね。
最近では、保冷剤の中身でキッチン周りの除菌・消臭ができる保冷剤もあります。
「エチレングリコール」が含まれている保冷剤は、凍らせたとしても固まりにくいタイプの保冷剤です。
氷枕として使ったことがある人もいるのではないでしょうか?
アイスノンなど、冷凍庫で長期保存したとしてもなかなか固まらないぷにぷに素材のものには、「エチレングリコール」が含まれていますので注意が必要です。
スーパーやデパ地下などで貰う保冷剤
食品でよく使用される保冷剤は、凍らせると氷のように固まり、溶けるとぷにぷにになりますよね。
この保冷剤は、「ポリアクリル酸ナトリウム」という成分が含まれています。
甘味成分は含まれていないため、好んで食べようとする犬は少ないと思います。
しかし、ぷにぷにしている感触が楽しいため遊ぼうとして口に入ってしまった場合は、下痢や嘔吐をする可能性はありますので、気を付けましょう。
まとめ
「実は超危険!!!保冷剤を使う熱中症予防に要注意!」はいかがでしたか?
朝や夜のお散歩の時に保冷剤を首に巻いて、お散歩している子(犬)も最近は多く見かけます。
保冷剤を使用する際には、絶対に破けないように気を付けて飼い主が愛犬と一緒に過ごせる時間だけにしましょう。
保冷剤を愛犬用のベッドの下に敷いて、飼い主だけがおでかけすると何が起こるか分かりません。
保冷剤は、便利ではありますが愛犬を守るためにも気を付けて使いましょう。
著者:miki.m
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