梅雨明けしたと思ったのもつかの間、暑い日々が続きますね。
愛犬の熱中症対策をしていますか?
人よりも地面に近い場所にいる愛犬は、熱中症になりやすく熱中症にかかってしまうと3分~5分で命を落とすことも少なくありません。
朝のお散歩は5時前後、夜のお散歩はコンクリートの熱が下がった8時~10時頃をおすすめしています。
今回は、愛犬が熱中症にならないための予防法をご紹介します。
メイン写真:わんにゃんフォトコンテスト こつぶちゃん
1.エアコンは絶対つける
「30℃越えない日はエアコンをつけない」
と、いうなんとも過酷生活を送っている人も多いということが判明しました。
人にとっての30℃は、愛犬にとっては45℃以上です。
犬の平熱は、38℃~39℃ですので少し温度が高くなるだけで非常に危険です。
全身毛皮で覆われている愛犬は、夏場コートを着て我慢している状態です。
室内で、エアコンが故障してしまったがために熱中症にかかってしまい、帰宅したら亡くなっていた、なんて事例もあります。
2.お散歩は早朝もしくは夜8時以降に
日中のアスファルトは、60℃以上の鉄板の上を歩いているようなものです。
日中にお散歩をすると、肉球を火傷してしまいます。
赤く腫れてしまったり、水ぶくれができてしまう危険性があります。
また、夕方6時以降や7時であれば大丈夫じゃないかと思いがちですが、アスファルトを触ってみるとまだジンワリと暑く、熱をもっています。
地面からの熱を受けやすい犬は、夕方以降でもアスファルトからの熱によって熱中症になる危険性もあります。
どうしても夕方の6時や7時にお散歩に行きたい場合は、クールタンクなどの体が冷える素材のお洋服を着ていく、
お腹や背中など熱がこもりやすい場所に保冷剤をあててあげるなどの工夫が必要です。
3.ごはん(フード)をあげるときに水分補給
夏場は、脱水症状になる犬が多くいます。
脱水症状になる原因としては、熱さゆえに舌を出してハァハァという浅く早い呼吸をして、体温を下げますが、舌を出しているため水分も一緒に飛ばしてしまっているのです。
結果、熱中症にならずとも脱水症状が出てしまい体調不良になる犬も少なくありません。
脱水気味だから水を飲ませよう!
として、犬の目の前に水を出しても飲みませんよね。
そんな時は、ごはん(フード)をあげる時に、水をごはん(フード)の中に入れてあげてください。
ごはん(フード)を食べる時に水を沢山飲むことにより、脱水予防も熱中症予防も出来ます。
4.ブラックスポットに要注意
クーラーが効いている室内だとしても、ブラックスポットと呼ばれる、風通しの悪い暑くなりやすい場所が存在します。
その場所は、カーテンの裏、キッチンなど愛犬が好んで行く場所でもあります。
また、クーラーの届く場所でも日が当たる場所は、高温になりがちです。
クレートや愛犬用のベッドは、極力日が当たらない場所や、風通しが良い場所に置きましょう。
5.クールグッズを使用しよう
お散歩に出る時間が8時を過ぎていたとしても、じんわりとした湿気と熱気が襲いますよね。
ひんやりする素材のお洋服や保冷剤を首に巻くネッククーラーなどを使用して、お散歩に出ると良いでしょう。
短頭犬や寒い地域出身の犬は、特に熱さに弱いのでお散歩に行く時には必需品です。
また、冷感マットやベッドなども販売されているため、上手に活用することをおすすめします。
6.新鮮な水を用意
常に新鮮な水を用意して、いつでも自由に飲めるようにすることが大切です。
朝入れて入れっぱなしだと、水はぬるくなりヨダレが入ることにより雑菌も繁殖しています。
お留守番が多い場合は、飲み水をいくつか用意しておくと良いでしょう。
まとめ
「愛犬が熱中症にならないための予防法6選」はいかがでしたか?
猛暑が続き、熱中症になる犬が増えてきています。
犬が熱中症になってしまうと、命を落とすことも少なくありません。
しっかり予防をして、楽しく夏を過ごしましょう。
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