犬の場合、定期的なトリミングは欠かせないものですが、猫のトリミングは必要なのでしょうか?また、猫には長毛種・短毛種などさまざまな種類がありますが、その種類によってメンテナンス方法は異なるのでしょうか?
今回は、そんな猫のトリミングについて詳しくご紹介していきます。
猫はトリミングしなくても意外と大丈夫
猫は、自分の体を自分でなめて清潔に保っていますよね。また、爪も自分で研ぐことができます。そのため、猫は犬のように定期的にトリミングをしなくても、問題なく暮らしていくことができるのです。ただ、冒頭でも述べた通り、猫には長毛種・短毛種があります。長毛種の場合は、毛づくろいが行き渡らなくなることもありますので、ブラッシングなどのサポートをしてあげましょう。ブラッシングは猫とのスキンシップにもつながりますので、長毛種・短毛種かかわらず、定期的に行ってみてはいかがでしょうか。
トリミングの代わりにブラッシングを
ブラッシングに用いるブラシは、プロも使用しているスリッカーブラシや、獣毛ブラシなどがおすすめです。人間用のプラスチックブラシやナイロンブラシは、静電気や切れ毛を引き起こす原因となるためおすすめできません。
ブラッシングのコツは、毛並みに沿って優しくとかすこと。この際、毛玉を無理やりとかそうとすると、皮膚にダメージを与えてしまう可能性があります。そのため、毛玉がたくさんできてしまっている場合は、プロにお願いするとよいでしょう。
シャンプーも年1回程度でOK
猫は、シャンプーの頻度も年1回程度で問題ありません。普段から毛づくろいブラッシングをしていれば、皮膚は清潔に保つことができるからです。また、多くの猫は水を嫌う傾向にありますので、頻繁にシャンプーをすると猫にストレスを与えてしまいます。
したがって、シャンプーを行う際は、耳の中に水が入らないように注意しながら、できるだけ短時間で済ませましょう。
以上、猫のトリミングについてのご紹介でした。猫は日頃から毛づくろいや爪とぎをしているため、清潔に保たれています。そのため、犬のように頻繁にトリミングをする必要はありません。ただ、ブラッシングは必要となりますので、ぜひスキンシップも兼ねて行ってみてください。
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