ペット先進国である、アメリカのペットショップには、犬や猫を販売していないということを耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
ペットオーナーであれば、誰しも1度は気になったことがあるはずの、ペット先進国であるアメリカのペット事情!
今回は、そんなアメリカのペットショップの中でも最大手「PET SMART(ペットスマート)」の店内についてご紹介したいと思います。
「PET SMART(ペットスマート)」は、日本で例えるとペットのコジマさんのようなイメージでしょうか。
アメリカ全土にショップ展開があり、ネットショップも展開しているようです。
とにかく広い!PET SMART(ペットスマート)
さすがアメリカ!!!と言わざるを得ないほどの広さを誇る店内は、日本では考えられない空間でした。
イメージしやすく例えるのであれば、コストコ全体がペットショップになっている。
といったところです。
フードコーナー
フードコーナーには、ところ狭しと80種類以上のドライフードが並びます。
日本との違いは、在庫の数やドライフードの種類だけではなく、パッケージの大きさです。
日本では、お試しサイズ用の1kg未満のドライフードの販売もありますが、アメリカでは1番小さいパッケージが2kgからでした。
フードにトッピング用するお肉なども冷蔵庫・冷凍庫別に用意されています。
そして、日本で販売している海外ブランドのプレミアムフードが半額ぐらいの値段で売っています。
トリーツ(おやつ)コーナー
フードコーナーの次に広い、トリーツ(おやつ)コーナーです。
アメリカのほとんどのペットショップでは、トリーツ(おやつ)は、同じ商品を2つ購入すると割引になります。
1つあたり、3ドル~8ドルほど変わりますので、非常にお得ですよね。
日本のペットショップにおいてあるおやつの種類は、お肉メインのものや、野菜メイン、チーズやボーロのおやつがあります。
アメリカのペットショップにおいてあるおやつの種類は、ザ・肉!です。
肉メインのものが多く、肉の種類別にターキーや牛肉などの種類分けされています。
もちろん、クッキーやチーズ、骨ガムもありますが、日本でよく見かける野菜系おやつやボーロのおやつは見かけませんでした。
ベッドコーナー
壁一面にぎっしりと並んだ巨大なベッドたち。
人が寝れるのでは?と思うほどの大きなベッドがずらりと並んでいました。
それほど、アメリカでは大型犬が多いのでしょうね。
小型犬用のベッドも比較的大きい印象でしたよ。
また、セールのベッドはワゴンに山積みにされていました。
おもちゃコーナー
犬や猫のおもちゃコーナーもトリーツ(おやつ)同様、2つ購入すると、1つあたりの金額がやすくなるという販売方法でした。
おもちゃのサイズもひとつひとつが大きく、こんな大きなおもちゃなかなか日本では見かけないなぁ。といった視点でみるととても楽しいです。
トリミングサロン
アメリカのほとんどのペットショップには、トリミングサロンが併設されています。
飼い主さんがお買い物をしている間に、愛犬のシャンプーをお願いすることもできます。
前面ガラス張りになっていますので、きれいにカットされていく愛犬の様子を見れるのも嬉しいですよね。
子犬・子猫は1頭もいない!ショーケースの犬と猫たち
アメリカでは、犬や猫を飼うときは、ブリーダーから直接むかえる、もしくはシェルターなどのボランティア団体から迎えることが一般的です。
PET SMART(ペットスマート)では、あたらしい家族募集中の保護犬・保護猫がショーケース内にいます。
実際に触れあい、ペットショップスタッフから性格や気質などを聞くこともできるのです。
ペットタイムズスタッフが行ったタイミングでは、里親募集中の犬はいませんでした。
ペットショップ内にはあらゆる箇所にうんち袋
店内で、犬がおしっこやうんちをしてしまった時に使うエチケット用品がそろっています。
愛犬が粗相をしてしまった時には、このエチケット用品で掃除しますが、近くにスタッフさんがいると「沢山でたね~。」なんて飼い主と笑いながらお掃除を手伝ってくれます。
日本ではなかなか見かけない光景に驚きつつも、なんだかほほえましいなという気持ちになりました♪
まとめ
「アメリカのペットショップ「PET SMART」の現地リポート!ペット先進国のペットショップ店内を徹底解説」はいかがでしたか?
アメリカでは、小型犬を飼っている人が少なく、人気犬種10位内は、ほとんど大型犬が占めています。
そのため、犬のお洋服やペットシーツは、種類も少なくあまり販売されていませんでした。
また、お会計の時には「保護犬や保護猫のために3ドル寄付しませんか?」と聞かれます。
そして、ほとんどの飼い主さんが「もちろん!」と回答するのです。
こういった犬や猫に対しての意識の違いが、ペットフレンドリーな国を生み出すのかもしれませんね。
著者:miki.m
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