近年、大量生産される安価なペットフードよりも高級なプレミアムフードと呼ばれる、ちょっと高級なドッグフードやキャットフードを愛犬・愛猫に与える人が多くなってきました。
それは、犬や猫はペットという枠組みから犬や猫は家族同然、というような意識の違いからなのではないでしょうか。
愛犬や愛猫が口にするものは、できるだけ安全安心な素材が分かるフードであってほしい。
でも、ペットフードも沢山ありすぎて何がいいのか分からない。
最近よく耳にするけどヒューマングレードのフードってなに?
口コミでいいって書いてあったけど、実際あげてみたらうんちが微妙になった…
など、フードのお悩みや疑問は人それぞれですよね。
今回は、安全安心なペットフードを選ぶ3つの方法とヒューマングレードのドッグフード、キャットフードの意味をご紹介します。
ヒューマングレードのペットフードってなに?
そもそもヒューマングレードのフードってよく聞くけどなに?
と思う人もいるのではないでしょうか。
ヒューマングレードとは、人が食べられるレベルの素材や食材を使用しているフードで、安心、安全で新鮮な肉や魚、野菜を使っています。
ということですが、当たり前じゃないの?などと、思わないでくださいね。
なかには4Dミートと呼ばれる危険なお肉、病死した動物のお肉や人が食べれないお肉を使っているようなフードメーカーもあるんですよ。
安心安全なペットフードを選ぶ3つの方法
・危険な添加物が使われていないかどうか
・グレインフリーのフード
・4Dミートが使われていない
危険な添加物が使われていないかどうか
下記のような添加物がドッグフードやキャットフードに含まれている場合は要注意です。
・エトキシキン(酸化防止剤・保存料)
・BHA(酸化防止剤・保存料)
・BHT(酸化防止剤・保存料)
・ソルビン酸カリウム(防腐剤・保存料)
・亜硝酸ナトリウム(防腐剤・保存料)
・没食子酸プロピル(酸化防止剤)
・プロピレングリコール(保湿剤)
・ソルビトール(甘味料)
・ビートパルプ(甘味料)
・グリシリジン(甘味料)
・アンモニエート(甘味料)
・コーンシロップ(甘味料)
・キシリトール(甘味料)
・赤色3号(合成着色料)
・赤色40号(合成着色料)
・赤色102号(合成着色料)
・赤色105号(合成着色料)
・青色2号(合成着色料)
・フレッシュ系フレーバー(合成調味料・香料)
・チキン系フレーバー(合成調味料・香料)
・ミルク系フレーバー(合成調味料・香料)
これらは、健康を阻害するため人の食べ物には含まれていないものや、海外ではすでに使用が禁止されている添加物もあります。
発がん性を持つだけでなく、内臓疾患やアレルギーの原因にもなると言われています。
犬や猫の健康を阻害することが分かっていながら、食いつきをよくするためだけの目的で混ざっているものもあります。
あなたの愛犬・愛猫が食べているペットフードは大丈夫?危険な添加物を知って愛犬・愛猫の健康を守ろう
グレインフリーのフード
グレインフリーのフードとは、米・とうもろこし・小麦・大麦・ライ麦・燕麦・あわ・ひえ・豆・きびなどの穀物が一切入っていないということです。
犬は雑食、猫は肉食と言われていましたが、犬も基本は肉食です。
猫や犬は穀物を消化する機能はなく、穀物の消化が苦手であるということが判明してからグレインフリーのペットフードができました。
穀物が多く入っていると、消化不良を起こしたりアレルギーを発症したりすることもあります。
4Dミートが使われていない
4Dミートとは下記のことです。
・DEAD
死亡した動物の肉
・DISEASED
病気だった動物の肉
・DYING
死にかけの動物の肉
・DISABLED
障害のあった動物の肉
肉の頭文字を使い「4Dミート」と言われます。
これらの4Dミートは、人が食べることのできないお肉ですが、犬や猫のフードに回されることが多く、フードパッケージの裏に下記のような表示がある場合は要注意です。
・○○ミール
・肉類
・副産物
これらの表記になっている場合、どんなお肉を使っているのかどうかも全く分かりません。
逆に安心できるフードの場合は、牛肉、鶏肉〇%などの表記になっています。
安全なペットフードを選ぶためには
裏の原材料の表示をしっかりと確認することが非常に大切です。
フードの原材料の表記は、原材料が多い順に記載しなければなりません。
お肉が多いフードであれば、お肉が1番先に記載されますし、トウモロコシなどが1番多く含まれていれば、トウモロコシが1番先に記載されます。
添加物が後ろに書いてあるから大丈夫かな?
とは思わないでくださいね。
0.1%だけしか含まれてなかったとしても体の小さい愛犬、愛猫にとっては害をもたらすものでしかないのです。
まとめ
「ヒューマングレードのドッグフードってなに?健康的なドッグフードを選ぶための3つの方法」はいかがでしたか?
フードジプシーで悩んでいる人も多いと思いますが、ちょっとした知識で愛犬、愛猫の健康を守ってあげましょう。
どんなに良いフードだとしても犬や猫も個体差があるので、フードとの相性が合わないこともあるということは忘れないでいてくださいね。
著者:miki.m
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