犬や猫と一緒に暮らしている人であれば、1度は動物病院に行ったことがあるのではないでしょうか。
1番身近でありながら、相談しにくい存在とも言われてしまうことがある獣医師は、動物病院ではどんな仕事をしているかご存知ですか?
今回は、獣医師の動物病院内での仕事内容をご紹介します。
獣医師
獣医師は、動物業界唯一の国家資格です。
獣医師になるためには、獣医学部か獣医学科がある大学で6年間勉強をしなければなりません。
6年生の最後に獣医師国家資格を受けて、合格することで獣医師になることができます。
獣医師の動物病院での仕事内容
病気の判断や治療
症状にあわせて適切な検査を行い、病気の判断を行うことは獣医師にしかできないことです。
手術や長期間の投薬や治療が必要になる場合は、飼い主さんと相談し投薬スケジュールや治療内容を決めていきます。
この時には、獣医師から飼い主さんへおおよそのかかる費用等を伝える必要があります。
獣医師から費用面などを教えてもらえない場合は、積極的に聞きましょう。
予防処置
・狂犬病ワクチン
・混合ワクチンの接種
・ペットたちの健康診断
犬や猫をはじめとしたペットたちが病気に罹らないように、予防処置をすることも獣医師の大切な仕事です。
狂犬病予防接種は、犬の飼い主としての義務です。
動物看護士に的確な指示
動物病院にもよりますが、薬の調合やカルテの管理、術前準備、点滴や採血などは動物看護士の仕事となります。
動物看護士に分かりやすく、的確な指示を出すことも獣医師の仕事です。
勉強
えっ!?勉強?
獣医師になるための大学で、十分に勉強してきたわけではないの?
と思いますよね。
ただ、獣医師も人間です。
人の医者と同様、得意分野、不得意分野があるのです。
不得意分野を何とか理解し、飼い主とペットたちに寄り添うために勉強をする獣医師も少なくはありません。
獣医師の給料
獣医師は、6年間も大学に通い国家資格も取得するため、さぞかし給料がいいのだろうと思われがちです。
実際、獣医師の給料は動物病院によって大幅に異なり、お世辞にも高い給料とは言えません。
大体雇われている新卒の獣医師の場合は、¥220,000~¥250,000前後と言われています。
新卒の社会人の給料と同等、もしくは少しだけ獣医師の方が高いかもしれません。
まとめ
「動物病院で働きたい人必見!獣医師の動物病院での仕事内容や給料を徹底解説!」はいかがでしたか?
獣医師の資格を持っていると動物病院だけでなく、研究所や畜産動物にかかわる動物臨床獣医師としても働くことができます。
なりたいと思ってもすぐになれる職業ではないからこそ、獣医師は大学を卒業してからも日々努力とも言われるのでしょうね。
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著者:miki.m
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