犬が盗難?うちの子(犬)に限ってそんなことは…
スーパーやコンビニに行く時と言ってもたった数分。
たった数分ですが、目を離した隙に命取りになる可能性があります。
年々増加傾向にある犬の連れ去り事件
飼い主が一瞬、目を離した隙に盗まれた事例は多くあります。
・ドッグランで飼い主同士が話に夢中になっていた時に気が付いたら、いなくなっていた。
・公園で飼い主がトイレに行く数分の間にいなくなっていた。
・自宅の庭に放して遊ばせている間にいなくなっていた。
・車に乗せて離れ、戻った時には車の鍵を破壊されていなくなっていた。
など、不法侵入と思われる事例なども報告されています。
お散歩ルートを把握し、飼い主が犬から目を離す隙を狙って待つこともあるようです。
数分間に連れ去られる事例では、狙っていた可能性も考えられます。
犬の連れ去りはなぜ起こる?
・可愛いから自分の犬にしたい
可愛いから自分の犬にしたい。家で可愛がりたい。
などのあまりにも身勝手すぎる理由です。
しかし、あくまでも犬にとっては知らない他人ですので、すぐに懐くわけもなく捨てられる事も多いようです。
・去勢、避妊手術をしていない成犬を繁殖業者に売る為
毛並みが綺麗、目が大きい。
最近流行りの顔をしている。(トイプードルはマズルが短い方が現在は人気です。)
などの成犬でしか分からない箇所を見て、繁殖業者に格安で渡します。
去勢、避妊をしていることが判明した途端に外に捨てられる事もあるようです。
・嫌がらせ
犬が嫌いだから。
嫌いな人が飼っている犬だから困らせてやりたい。
などの身勝手な理由で、盗難場所からある程度離れた場所で保護される事が多いようです。
・謝礼目的
連れ去って自宅の庭などに繋ぎ、数日経ってから道をふらふら1頭で歩き回っていたから保護をした。
などと嘘を付き、謝礼をもらう人もいるようです。
連れ去りに遭いやすい犬
以前までは小型犬の連れ去りが断トツで多く、大人しくて吠えない犬が連れ去られていました。
トイプードル、ヨークシャテリア、チワワなど抱えて逃げられるほどのサイズです。
中型犬や大型犬も近年では増加傾向にあり、近付いても吠えずしっぽを振るような犬が連れ去られる被害に遭うようです。
最近では、フレンチブルドッグ、柴犬、ゴールデンレトリーバーなどの人気犬種が被害にあっています。
連れ去りに遭わないために
・数分だからと犬だけが1頭になる時間を作らない。
・散歩中の買い物はしない。
・車に乗せたままの状態で放置しない。(鍵を破壊されて盗難されることもあります)
・庭に放す時も目の届くところで遊ばせる。
・ドッグランなどでも目を離さない。
・マイクロチップを入れる
・避妊去勢手術を受ける
いつ、どんな時、愛犬が狙われているか分からないからこそ可能な限りの用心はする必要があります。
マイクロチップが入っていた場合は、愛犬が見つかった時に動かぬ証拠となります。
連れ去りにあってしまった場合
連れ去りにあってしまった場合は保健所(愛護センター)と警察へ届出をしましょう。
保健所(愛護センター)と警察は連携を取っていない為、どちらかで保護されている可能性もあります。
保健所(愛護センター)
保健所で保護されている場合もあります。
保護されていない場合だとしても、犬の名前や毛色、小型犬、大型犬、何kg前後、人懐こい、臆病などの性格を詳しく伝えておく必要があります。
もし、特徴に見合う犬が保護された場合は連絡をして貰える可能性もあります。
マイクロチップが入れてあったとしても、犬の表面上マイクロチップが入れてあるかは分かりませんので、確認をして貰えるとは限りません。
保健所(愛護センター)の保護期間は、1週間前後です。
帰る家があるはずなのに、帰れなくて愛犬も飼い主も悲しい思いをしないようにしたいですね。
警察
保健所へ連絡を入れたら、警察へ相談して保護されていないかどうかの確認が必要です。
そして、確実に盗難だと思われる場合には被害届けを出しましょう。
窃盗罪ではありますが、なかなか警察は動けないことも多いようです。
まとめ
可能な限り、犬から目を離さないようにしましょう。
年末には、犬が連れ去られる被害が増加傾向にあります。
犬を連れ去る人は、以前からあなたの愛犬を狙っていることも充分考えられます。
愛犬を守れるのは飼い主だけです。
気を付けて、これからも愛犬と楽しく生活をしたいですね。
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