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世界りんご猫デー【12月12日】

毎年12月12日は、世界りんご猫デーです。
りんご猫?可愛い響きではありますが、本当の意味を知っていますか?

りんご猫とは?

りんご猫とは、ネコエイズウイルス(FIV)のキャリアをもったネコの新名称です。
猫エイズの偏見と勘違いをなくすために、猫エイズに感染した猫のことを「りんご猫」と呼んでいます。

猫エイズは人には感染する?

感染しません!!ネコエイズウイルス(FIV)は、猫属に特定されるウィルスのため、人はもちろん他の動物種に感染することはありません。

しかし、「エイズ」の言葉だけで、勘違いをされ不幸な目にあっている猫は沢山います。

りんご猫はなかなか新しい飼い主さんに出会えない

りんご猫はなかなか新しい飼い主さんに出会えないことが現状です。
その原因は、私たちが持つ「エイズ」のイメージです。

しかし、猫エイズウイルス(FIV)は人に感染する病気ではなく、感染した猫がかならず症状を発症するわけでもありません。
猫によっては、猫エイズウイルス(FIV)を体内に持ち、感染をしているが、免疫機能を保持したまま、天命を全うする猫もいるのです。

愛猫が万が一、猫エイズウイルス(FIV)に感染していると判明しても、発症していなければ悲観するのはまだ、早いのです。

なぜりんご猫?由来は?

人間のエイズデーのテーマカラーが赤色です。
猫エイズのカラーも赤にして、赤い果物のりんごをイメージしました。
猫エイズキャリアの猫達のことを、「赤リンゴ猫」と名付けることで、親しみやすい印象を作りました。

人々がネガティブな印象を持つ、ネコエイズキャリアを持つネコ達を「赤リンゴ猫)」呼ぶことで、勘違いのために存在する不幸なネコを救うために毎年12月12日を「りんご CAT DAY」と定めたのです。

なぜリンゴ?

白雪姫の毒リンゴなど、りんごには少し禁断なイメージがついていますが、禁断の猫(エイズキャリア)でも、可愛く、長生きできる可能性があるよ!ということを伝えていきたい!という想いからりんご猫と名付けました。

りんご猫への取り組みとして

りんご猫専門保護猫カフェが東京中野に2016年7月1日にオープンしました。
保護猫はすべてりんご猫。サブカルチャーの魅力あふれる中野の町の雰囲気を取り入れた、個性的な壁紙に囲まれた店内で、人なつこいりんご猫たちがお迎えします。
保護りんご猫カフェはこちら

まとめ

偏見や勘違いほど怖いものはないですね。

勘違いが元で不幸な目にあった「りんご猫」が少しでも少なくなり、みんなが少しでも暖かいこたつの中で幸せに眠れますように。

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