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獣医師向け犬の眼科診察サポートサービス 「Fundus AI(ファンダスアイ)」を開始

AIテクノロジーが犬の眼底画像を解析

株式会社メニコンの子会社で動物眼科医療を専門に眼科機器やサプリメントを販売する株式会社メニワン(愛知県名古屋市西区市場木町390番地 ミユキビジネスパーク四号館、代表取締役社長:本田朋章)は、犬の眼科診察をサポートする動物医療業界初のwebサービス「Fundus AI(ファンダスアイ)」を開発いたしました。このサービスを10月1日より販売開始いたします。

近年、全国で約900万頭の犬が家族の一員として飼育されており(※1)、病気の際にはその多くが動物病院を受診しています。その中で、眼疾患の割合は、皮膚・消化器・耳・筋骨格疾患・全身性疾患に次いで第6位と少なくありません(※2)。一方で、獣医眼科の専門的な知識と技術を持つ獣医師が少ないのが現状です。
今回開発した「Fundus AI(ファンダスアイ)」は、診察時に撮影した犬の眼底画像を用いて、簡単に可能性のある眼科異常所見をお知らせするWebサービスです。
具体的には、撮影した犬の眼底画像をシステムに取り込むことで、AIテクノロジーが典型的な眼科所見画像との類似性を解析し、可能性のある眼科異常所見を解説とともに短時間で提示します。また、併せて参考となる情報も提供します。獣医師は示された情報をもとに適切に診断し、最適な治療を行うことが可能となります。
このサービスは、獣医師の眼科診察をサポートし、異常所見を見落とすリスクを減らすことで、犬の眼疾患の早期発見と治療に大いに役立つものと考えます。
サービスの開発にあたっては、獣医眼科医療分野の専門医(酪農学園大学 准教授 前原誠也先生、獣医眼科クリニック名古屋 院長 滝山直昭先生)に総合的に監修をしていただくことで獣医師のニーズを考慮した情報提供が可能となっています。また今後、検査データを蓄積することでAIの解析精度を向上させていきます。

「Fundus AI(ファンダスアイ)」サービス内容

獣医師が撮影した犬の眼底画像をAIが解析し、可能性のある眼科異常所見を提示するwebサービス。
獣医師の眼科診療をサポートします。
※「プログラム医療機器」に該当しないことを農林水産省に確認しています。

金額

15,000円/月額(税抜)
契約期間中は何度でもご利用頂くことができ、参考文献を見るように気軽に眼底画像を解析していただけます。

サービスサイトURL

https://ai.meni-one.com/

国内における動物医療の市場規模は、約2,500~3,500億円といわれており、眼疾患はそのうちの約11%を占め、約250~350億円規模といわれています。(※3)
まずはこの国内市場にてサービスを展開します。その後、中国語版の開発を経て、動物サプリメント事業などで培った販売網を活用し、中国へもサービスを拡大する予定です。

今後もメニワンは、ペットの健康をサポートする製品やサービスの開発に取り組むことで、動物の健康長寿に貢献してまいります。

※1 一般社団法人ペットフード協会 「2018年 全国犬猫飼育実態調査」
※2 アニコム 家庭どうぶつ白書2018
※3 メニコン調べ

Fundus AI(ファンダスアイ) 画面イメージ

Fundus AI(ファンダスアイ) 画面イメージ1
Fundus AI(ファンダスアイ) 画面イメージ2

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