愛犬は飼い主を見た目で判断している?!変装をすると飼い主と判断できないって本当?

10月後半に差し掛かり、街はハロウィンで賑わいはじめる頃ではないでしょうか。
ハロウィンのちょこっとした仮装や変装をして、愛犬をびっくりさせてみようかな。
なんてイタズラ心で帰宅したら、愛犬に誰?という顔をされてしまったので、ニオイで判断できないのはなぜかを調べてみました。

愛犬は飼い主を見た目で判断している?!

犬は嗅覚が非常に優れているので、飼い主を見た目だけでなくニオイでも判断ができると思っている人は多いのではないでしょうか?

実は、近年実施されたアメリカの研究で犬は飼い主をニオイだけでは判断できないという結果がでたのです!
愛犬は、飼い主をニオイだけでなく見た目や声など全て総合的に見る事で、大好きな飼い主さんと判断しているのです。

声が変わるだけでも疑われる

風邪を引いて、声が普段と違っているときに愛犬に話しかけると「アレ?どうしたの?」というような表情で、のぞき込んでくることや心配そうに後をテケテケとついてくるような経験がある人も多いのではないでしょうか。

「心配してくれてる!
優しいなぁ、うちの子は…」
と思いがちですよね。

しかし、実は愛犬の心理としては
「この人は飼い主さん?見た目やニオイは一緒だけど…」
と、不安になって飼い主かどうかを確認するために様子を伺っている最中でもあるのです。

見た目や声を変えてしまうと愛犬は混乱してしまう

声が変わるだけでも様子がおかしい…
と感じてしまう犬ですが、見た目や声をガラッと変えてしまうと愛犬は見知らぬ人がきた!
という認識になってしまい、混乱してしまうのです。

犬は鼻がいいのになぜわからない?

でも、鼻がいいのにニオイで判断できないのはなぜ?
と、思う人もいると思います。

ニオイで判断できない理由は、部屋の中には飼い主さんのニオイが充満しています。
飼い主が変装して帰ってきたとしても部屋の中にあるニオイに紛れてしまうのです。
それどころか、飼い主さんと過ごす大切な場所にいきなり不審者がやってきた!
と勘違いしてしまい、変装した飼い主に唸る犬もいるようです。

では、外だったら飼い主のニオイが充満していないからニオイで判別できるかな?と思うかもしれません。

答えは、外だとしても犬は飼い主と判断することができません。
見た目と声を変えてしまうと、第一印象で見知らぬ人という認識になるためそんなにニオイを嗅ぐことをしないのです。
また、普段はフレンドリーな犬だとしてもそれは飼い主さんがいるからであって、見知らぬ人が近づいてきたら犬も警戒します。

可愛がってくれるけど、誰?と、愛犬が感じている状況下でニオイを嗅ぐ余裕がないとも言われています。

まとめ

「愛犬は飼い主を見た目で判断している?!変装をすると飼い主と判断できないって本当?」はいかがでしたか?

犬は視力が悪く、人で例えると0.2~0.3前後の視力と言われています。
そのため、飼い主のことは声やニオイ、なんとなくのシルエットで判断していると思われがちですが、それらが1つでもかけると犬は不安になってしまうようです。

ニオイだけで判断できるのは、警察犬などの特殊な訓練を受けている犬と言われています。
それなら家庭犬が判断できなくても仕方がないかなぁ。
という気持ちにもなりますよね♪

愛犬のためにもハロウィンの仮装はほどほどにしましょう。

著者:miki.m

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