地域猫を知ろう。地域猫の活動、TNRって知ってる?

最近になって、よく聞くようになった「保護猫」や「地域猫」というキーワード。
保護猫は、保護して新しい飼い主さんの元に行くもの、と考えている人も多いと思います。
では、地域猫とはなんでしょうか?

メイン写真:まるちゃん

地域猫ってなに?

地域猫とは、簡単に説明すると飼い主さんがいない野良猫という枠組みになります。
しかし、野良猫と異なる点はお世話してくれる人がいるという事です。

猫のごはんをあげて、トイレのお世話をし、これ以上悲しい命が生まれないために避妊・去勢手術を行います。
その活動のことをTNR(ティーエヌアール)と呼びます。

猫を守るTNR(ティーエヌアール)

T Trap(トラップ)

猫を捕獲します。

捕獲器とよばれる機械の中に猫のおやつやごはんを入れて猫を捕獲します。
捕獲器は、保護団体やその地域の市区町村の役所、動物病院で借りる事ができます。
捕獲器は、猫も人も怪我をしないために必要不可欠なものです。

N Neuter(ニューター)

猫の避妊・去勢手術のことです。

一見可哀想なことをしているようですが、猫は季節繁殖動物になるので春先になると発情期がやってきます。
その時に避妊・去勢をしていないメス猫とオス猫が出会ってしまうと、子猫ができてしまいます。
結果、飼い主さんのいない可哀想な猫が増えてしまうのです。
そのようなことがおこらないためにも避妊・去勢手術は大切です。

避妊・去勢手術をしているかどうかを見極めるために、耳先を少しカットします。

R Return(リターン)

猫を元の場所に戻します。

ずっと地域猫として暮らしている猫の場合は、人と一緒に暮らすことが極端にストレスになることもあります。
人に慣れる事ができない、人に対して異常に怯える、人の近くではごはんを食べないなどの猫の場合は、これからも地域猫として暮らす方が猫のためでもあるため、元々いた場所に猫を戻します。

リターンして終わりではなく、その後もボランティアや地域の人たちに経過観察をしてもらいつつ、見守られながら暮らすのです。

猫のボランティアをはじめたいと思う人へ

猫のボランティアは、NTRだけではありません。

まだ離乳できていない猫をお預かりし、離乳するまで母猫の代わりにお世話をする乳飲み子ボランティアから地域猫のトイレや食事のお世話をするボランティア、成猫を一定期間預かり新しい飼い主さんの募集をする預かりボランティアなどもあります。
時間がないけど、猫のために何か力になりたいという人には物品の寄付をするボランティアさんを募集している保護団体もあります。

そのような場合は、猫の保護団体や地域の動物愛護センター(保健所)で相談してみても良いと思います。
猫の為に何かしてあげたいと思う気持ちがとても大切です。

まとめ

「地域猫を知ろう。地域猫の活動、NTRって知ってる?」は、いかがでしたか?
地域猫の大切な活動のひとつ、NTRによって救われる命があることも事実です。

猫を外で見かけたら耳をよく観察してみましょう。
もしかしたら少し耳がカットされているかもしれません。
その場合は、この一代限りの命を優しく見守ってあげましょう。
というサインでもあります♪

少しでも猫たちが過ごしやすい世の中になるといいですね。

著者:miki.m