本日、9月17日は敬老の日です。
あまり考えたくはありませんが、人は老いるものです。
そして、当然大切に想う愛犬も少しずつ年をとり、できることも減ってきます。
ただ、どんなに元気に見えたとしても少しずつ足腰に衰えが出始めたり、内臓機能の低下があることも事実です。
今回は「愛犬が年をとったら気を付けるべきこと」をご紹介します。
愛犬が年をとったら気を付けること
愛犬が年をとったら何に気を付ければいいのでしょうか?
ちょっとしたことではありますが、今後愛犬に長生きしてもらうためにもとても大切なことです。
お散歩の時間
愛犬がお散歩に行きたいだけ付き合って歩く、朝晩のお散歩は毎日1時間行く、という家庭もあると思います。
ただ、愛犬が年をとってもその調子でお散歩に行くと途中で愛犬が疲れて歩けなくなってしまうこともあります。
それだけでなく、足腰が弱っている状態で歩かせると、ヘルニアやパテラにもなりかねません。
少しずつ愛犬の年齢にあわせることも大切です。
1回のお散歩の時間を減らし、お散歩に行く回数を増やしてあげるなど工夫してあげるとよいでしょう。
段差
階段の上り下りをはじめ、ソファーから降りる、ベッドに飛び乗る、愛犬と人が一緒に暮らしていると今では当たり前の光景になっていると思います。
ちょっとした段差だけでなく、階段やソファーに飛び乗る、飛び降りる行為は前足や腰に強い負担がかかっているのです。
愛犬が普段と同じように、ベッドに乗ったり下りたりする時に骨折してしまった。
などの例も動物病院では珍しいことではありません。
シニア犬の仲間入りをしたら階段の上り下りはさせないようにする、ソファーに上る時は、犬用ソファースロープなどを用意してあげると良いでしょう。
部屋の模様替えはしない
愛犬が年をとると、目が見えにくいと思うから部屋を広く使わせてあげたい。
という気持ちで部屋の模様替えをする人も多いと思います。
しかし、愛犬の若い頃の記憶では部屋のこの場所に家具がある、という認識で部屋の中を移動しているため家具の配置が変わってしまうと混乱するのです。
部屋の配置が変わりすぎてしまい、目があまり見えない状態だと不安になる気持ちから部屋の隅で動かなくなってしまうことや不安からの問題行動(吠え・家具を噛む)が見られることがあります。
愛犬が年をとったら、部屋の家具の配置替えはしないようにしましょう。
何歳からシニア犬の仲間入り?
実際、何歳からシニア犬の仲間入りになるのでしょうか。
この年齢を越えたら気を付けてあげましょうという、年齢です。
小型犬10歳以降
中型犬8歳以降
大型犬7歳以降
人の年齢で考えると、53歳前後になります。
愛犬もこのぐらいの年齢になると、落ち着きが出て若い頃のようにいつまでも遊び回ったり、遊びに誘ったりなどの行動が次第に見られなくなってきます。
まとめ
「9月17日は敬老の日。ご長寿犬に日頃の感謝を♪愛犬が年をとったら気を付けたいこと。」はいかがでしたか?
敬老の日は、社会につくしてきたおじいちゃん、おばあちゃんの長寿を祝う日と言われています。
愛犬がシニア犬の仲間入りをしたら日頃の生活も少しずつ気を付けてあげましょう。
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著者:miki.m
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