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犬に塩分は必要ない?!意外と知らない塩分の重要性

愛犬に塩分は必要だと思いますか?
不必要だと思いますか?
不必要だと思っている方!!要注意です。

特に愛犬に手作り食をあげている方には、必ずチェックしてほしい塩分の重要性をご紹介します。

(メイン写真:わんにゃんフォトコンテスト 黒豆ちゃん)

犬に塩分は必要?!

わんにゃんフォトコンテスト ふうかちゃん

実は、愛犬には適度な塩分が必要なんです。
塩分を摂取しすぎは、確かに体によくありません。

ひと昔前、愛犬のごはんは人の残した残飯とも言える、お味噌汁をごはんにかけた「ねこまんま」でした。
そのごはんを愛犬に与え続けた結果、犬の寿命は10年~12年ともいわれていましたよね。

現在は、プレミアムフードも多く発売し、愛犬のための手作りごはんの本も多数出版されるようになりました。
愛犬の健康を意識するにつれて、愛犬の寿命も少しずつ長寿化傾向にあります。

一方で塩分は、体に悪いものという認識が広まり、少しだけ必要なのにも関わらず、愛犬には塩分は不必要なものと考えられるようになってしまったのです。

塩分が足りないとどうなるの?

塩分が足りていないと、人の手や足を異常に舐めるようになります。
また、お散歩に出た時に草を食べたり、石や木などを舐めることもあります。

塩分不足が続くと、下痢や嘔吐などの症状が続きますが、塩分不足とは考えてもらえないことが現状です。
下痢止めや吐き気止めなどのお薬をあげると、症状は治まりますが塩分不足であることに変わりありません。
結果、尿結石が出来てしまうだけでなく、腎臓病になることや意識がなくなって失神してしまうこともあります。

詳しい検査を始めて、やっと塩分不足ということに気付くことも少なくありません。

愛犬に塩分を与える適切な量

愛犬の体重1kgに対し、0.06g~0.12gが1日の目安です。

体重5kgの犬の場合 0.3g~0.6g
体重10kgの犬の場合 0.6g~0.9g
体重15kgの犬の場合 0.9g~1.2g

0.3g~0.6gは、親指と一指し指で塩を少しつまんだひとつまみ(少々)が目安として考えてください。

塩分の摂りすぎには注意!

塩分は、体に良いんだ。
だったら少し多めに…というのは非常に危険です!!
塩分を摂りすぎると、塩分中毒になることがあるのです。

塩分中毒になってしまうと、脳障害や呼吸器障害、腎臓病、心臓病などの内臓疾患を発症することがあります。
また、高血圧や皮膚炎、アレルギーの原因にもなる可能性も高まります。

愛犬の体重5kgに対して10g以上(小さじ2杯)与えると死に至る事もありますので、くれぐれも量には気を付けてください。

まとめ

わんにゃんフォトコンテスト ルノちゃんイーファちゃん

今回は、塩分の重要性についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ちなみに、ドッグフードをあげている場合は塩分を調節する必要はありません。
手作り食とドッグフードを半分にしてあげている人は要チェックですね♪

可愛い愛犬に長生きしてもらう為にも、健康に気を付けましょう。

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