虫刺されでもあなどるなかれ…犬がかかるフィラリア症、予防と対策!

犬がかかる「フィラリア症」という病気を知っていますか? この病気は、寄生虫を持った蚊に刺されることで発症します。放置すると心臓や頸動脈が埋め尽くされ、最悪の場合は死に至る危険な病気です。フィラリア症の予防と対策の方法についてご紹介します。

フィラリア症って何?

フィラリア症とは、犬糸状虫という寄生虫を持った蚊に刺されることで感染する病気です。犬糸状虫は成長すると25~38センチもの大きさになり、体内で産卵することで、心臓や頸動脈を埋め尽くしてしまいます。最悪の場合、死に至ることもある危険な病気です。
症状には、咳・食欲不振・血尿・元気がなくなる・お腹が膨らむ・息切れ・肝臓や腎臓の障害・四肢のむくみなどがあります。ペットにこのような症状がある場合は注意してください。

散歩前に犬用虫除けスプレーを使おう!

フィラリア症にかからないためには、犬を蚊に刺されないように対策することが効果的です。散歩前には必ず犬用虫除けスプレーを使いましょう。犬に使う虫除けは、アロマやハーブを使ったものが安心です。
犬は人に比べて皮膚が弱いため、人間用の虫除けスプレーだと刺激が強すぎてかぶれるおそれがあります。しかし、アロマやハーブの虫除けなら、犬の皮膚に負担をかけることなく、虫の嫌う香りによって、刺されるのを防ぐことができます。夏が来る前に犬用虫除けスプレーを用意しておいてください。

愛犬がもし罹患してしまったら

もしも飼い犬が罹患してしまったら、すみやかに動物病院へ行きましょう。フィラリア症の治療は多くの場合、駆虫薬を使って行います。しかし、虫が増えた後だと薬で死んだ虫が血管に詰まるおそれがあるため、早めに治療する必要があるのです。さらに、急速に症状が悪化する「急性型」の場合、1週間ほどで死に至ることもあるため、一刻も早く手術で虫を取り除かなければなりません。異変を感じたら、早めに病院で診てもらいましょう。

虫刺されくらい大したことではないと思われがちですが、もしも刺した虫が犬糸状虫を持っていたら、最悪の場合死に至ることもあります。虫が多い季節には、必ず散歩の前に虫除けスプレーをつけてから出かけてください。予防をしっかり行って、フィラリア症を防ぎましょう。