犬は吐くことが多い。
ということを聞いたことがある人も多いと思います。
犬は、基本的に食べ物を噛まずに飲み込むことが多いため、嘔吐ではなく吐出(としゅつ)の可能性もあります。
今回は、嘔吐と吐出(としゅつ)の簡単な違いと愛犬が吐いた時動物病院に行く前にチェックするべき項目を5つご紹介します。
嘔吐と吐出(としゅつ)の違いとは?
犬の嘔吐
食べたものが胃袋まで届き、何らかの理由で胃袋から食べた物が逆流すること。
犬の吐出(としゅつ)
食べた物が胃袋まで行かず、食道に残っている状態で吐き出すこと。
愛犬が吐いた時にはチェックしてみよう
愛犬が吐いたときにすぐに確認をするべき5つの項目です。
全て暗記するのは難しいと思いますので、愛犬の様子がおかしい、吐いたという場合にはすぐに下記の項目事項のメモをしましょう。
動物病院へ行く時にはとても大切な判断材料となります。
1.いつから様子がおかしい?
人の病院でも必ず聞かれる質問のひとつです。
体調不良が見られたおおよその時間帯です。
例えば、朝から元気がない気がした。昼頃吐いた。
などのざっくりした感じでもOKです。
2.嘔吐物の確認
食べたフードが固形の状態のままか、ドロドロに溶けた状態になっているか、それとも液体化しているかどうか。
異物が混ざっていないかどうか、色やニオイなども確認しましょう。
嘔吐物の写真などを携帯で撮影すると良いかもしれません。
3.3日以内に食べたものは分かりますか?
フード何gを1日2回残さず食べた。
ささみのおやつを1日3回このぐらい食べた。
などの大体の量や種類が分かると良いでしょう。
アレルギーや合わない食べ物を食べたことで嘔吐したかどうかを見極める為に必要です。
4.数日間のうんちの様子は?
数日間のうんちの状態はどうでしたか?
家族でお散歩を交代で行っている家の場合は、昨日のうんちはどうだったんだろう?
と分からないこともあると思います。
お散歩に行った家族に連絡をして、うんちの状態の確認をしましょう。
5.(数回吐いた場合)どれぐらいの頻度で吐いた?
犬の胃腸が弱っていることで嘔吐をする場合、2~3回に渡り吐くことがあります。
どれぐらいの間隔で吐いているかどうかも把握してから動物病院に行くと良いと思います。
10分おきに吐いているのか、2.3分おきにすぐに吐いてしまうのか、しっかりとよく観察しましょう。
まとめ
「愛犬が吐いた!そんな時には動物病院へ行く前に5個の項目をチェックしよう」はいかがでしたか?
動物病院に行く時には、5つの項目を全て伝えて、元気があるかないかどうかはもちろん、分かる場合はうんちの状態なども伝えると診察がスムーズに進み、愛犬にとってもストレスがかからず良いでしょう。
体調不良にならないことが1番ですが、愛犬と一緒に暮らしていると様々なことが起こります。
どんな細かいことでもすぐに気が付いてあげられるようにしたいですね。
著者:miki.m
コメント