100均グッズで猫ちぐらを作ろう

猫ちぐらをご存知でしょうか? ほとんどのネコちゃんが、猫ちぐらに吸い寄せられるといわれているから不思議! 今回はネコちゃんが大好きな猫ちぐらの作り方についてご紹介します。 ぜひ飼い主さんは挑戦してみてください。

目次

そもそも猫ちぐらって何?

猫ちぐらは、藁でできたネコちゃん専用のお家のことです。

「ちぐら」は、新潟の方言で「カゴ」という意味があります。

新潟県では豊富にお米が採れることから、稲葉で「ちぐら」を作り、幼児をカゴに入れていた風習があります。

幼児のために作っていたちぐらは、現在では使われなくなり、ネコちゃんのために作られ使用されているのです。

昔は藁だけでしたが、現在ではトウモロコシの皮や、ラタン素材、100均の紙素材でも簡単に作ることができます。

職人さんが手作りで仕上げる猫ちぐらは、1個2万円前後で、非常に人気があるため6年待ちのようです。

根気さえあれば自分でも作ることができるので、猫ちぐらを作ってみてはいかがでしょうか?

猫ちぐら作りに必要なもの

  • 100均で売っている紙の紐(150m)(もしくは藁の縄 太さ二分五厘150メートル、ホームセンターで1,300円ほど)
  • 100均で売っている麻紐(60m)3巻入(麻紐でなくてもタコ糸でも可能)※紐を使わずに藁だけで編み込みことも可能です。その場合は藁の差し入れ針などが必要になります。
  • ハサミ(園芸用のハサミがオススメです。)
  • 軍手
  • 畳針
  • 洗濯バサミ(大)

※選ぶ素材や作り方によって、必要になる材料が変わるので注意してください。

猫ちぐらの作り方

底面から作ります。藁を巻き込みながら編み込み、底の平な部分から作っていきます。

同じ作業の繰り返しですが、意外と集中できて楽しいですよ。

ハンドメイドで猫ちぐら① 編み始め~底面の編み方

底の面ができたら、次は側面を作るために編み込みを右斜め上に向けて編んでいきます。3段〜5段ほど編みます。

入り口を作ることを考えて、猫がまたいで入ることができる高さまで編み込みます。

ハンドメイドで猫ちぐら② 壁の立上げ

ハンドメイドで猫ちぐら③ 入り口の組み編み

これまで通り編んでいき、入り口にしたいところで特殊な編み方をしてそのまま折り返して折り始めます。

これを左右でおこなえば入り口が出来上がります。

ネコは狭いところが好きなので、入り口は大きくし過ぎないのがオススメです。

ハンドメイドで猫ちぐら④ 入り口の折り曲げ

ハンドメイドで猫ちぐら⑤ 出入り口上部


入り口ができれば、あとは最後まで編み込むだけです。

天井部分については丸く編み込み、端の部分は他の藁を使って天井に編み込んでいきます。

ハンドメイドで猫ちぐら⑥ 天井の閉じ方~完成まで

まとめ

ネコちゃんが吸い寄せられる様に入り、なかなか出てこなくなるといわれている不思議なカゴ。

せっかく作っても、警戒心からすぐに入ろうとしないネコちゃんもいます。

そんな時はお気に入りのグッズを中に入れて、気長に待ちましょう。

簡単に作ることができるので、ネコちゃんのためにぜひ挑戦してみてください。

この情報をシェアする

【ペット保険比較】10秒でカンタン比較

関連記事