大晦日に除夜の鐘を聞きながら年越し蕎麦を食べる。
日本に住んでいる人であれば誰しもが経験したことがあると思います。
年越し蕎麦を食べている隣で、愛犬がじっとみているけど犬に蕎麦は良いのかな?
と、思う人も多いと思います。
結論からいうと、犬は蕎麦を食べても大丈夫です。
猫は肉食なのに対し、犬は雑食傾向にあり、炭水化物も消化することはできます。
蕎麦には意外と栄養素も多く含まれている食材でもあります。
そばの与え方は?
与えて良い量はどのぐらい?
どんな栄養が含まれているの?
犬に与えるメリットと与えるときの注意点は?
そんな疑問にお答えします。
蕎麦の栄養素
蕎麦は、蕎麦の実という雑穀を原材料としています。
雑穀類には、ビタミンB1、ビタミンB2、ルチン、ミネラルが豊富に含まれています。
その効果は、血液をサラサラにする、疲労回復の促進、血圧と血糖値を下げる、などの健康な体づくりにはかかせない食材です。
犬に与えても良い量
3kg…10~15g
5kg…20~25g
10kg…30~35g
15kg…40~50g
20kg…55~65g
上記はあくまでも目安の量になります。
初めて犬に与える場合は、この表記の半分ぐらいをおすすめします。食べた次の日のうんちを必ず確認してくださいね。
犬に与えるメリット
蕎麦には、ビタミンB1、ビタミンB2、ルチン、ミネラルが豊富に含まれており、ルチン、ミネラルには血液をサラサラにし、血圧と血糖値を下げる効果もあります。
ビタミンは、疲労回復の促進や免疫力を高める効果も期待できます。
血液の循環を行う心臓にも良いと言われているため、心臓病が気になる犬や、免疫力をつけたい子犬にもおすすめです。
犬に与える時の注意点
人にも蕎麦アレルギーの人がいるように、犬にも蕎麦アレルギーを持っていることも少なくはありません。
初めて愛犬が食べる時は、小指の爪ぐらい分量を与えてみましょう。
良く様子を見て、吐き気やかゆみなどの異常がないか確認をしてください。
体内でしっかり消化が出来るように柔らかく茹でてください。
体に良いからと、与えすぎてしまってもよくありません。どんな食材でも、ほどほどが大切です。
こんな犬にもおすすめ
・心臓病の犬(予防にも効果大)
・てんかんを持っている犬(予防にも効果大)
・免疫力をつけたい子犬
・疲れやすいシニア犬
まとめ
大晦日に愛犬と一緒に蕎麦を食べて、一年の厄を断ち切りましょう。
くれぐれも薬味としてネギは入れないように気を付けてください。
新しい1年を健康で迎えられるようにしたいですね。
コメント