犬は卵を食べても大丈夫です。
与え方さえしっかり守る事が出来れば、沢山の栄養素が含まれている食材です。
卵の与え方は?
与えて良い量はどれぐらい?
どんな栄養が含まれているの?
犬に与えるメリットと与える時の注意点は?
そんな疑問にお答えします。
卵の栄養素
卵は、タンパク質の中でも食品から接種できる必須アミノ酸を全て含む完璧な食材です。
ビタミンAやメチオニンが豊富に含まれている為「完全栄養食」として、子犬から老犬まで広く与えることができます。
犬に与えても良い量
3kg…10~15g(Sサイズ卵3分の1)
5kg…25g~30g(Mサイズ卵3分の1)
10kg…45g~50g(Mサイズ卵3分の2)
15kg…65g~70g(Mサイズ卵1個分)
20kg…90g~95g(LLサイズ卵1個分以上)
上記はあくまでも目安の量になります。初めて犬に与える場合は、この表記の半分ぐらいをおすすめします。食べた次の日のうんちを必ず確認してくださいね。
犬に与えるメリット
他の食べ物にはあまり含まれていない、メチオニンが豊富に含まれているため、毒素や老廃物を排除して、代謝を促進させる効果があります。肝機能障害の改善や、体力増強などにも良いと言われています。
さらにビタミンAやミネラルも含まれ、その中でもビタミンAは皮膚や粘膜を保護して免疫力を高める効果がある為、開腹手術をした後や避妊手術、去勢手術の後に与えることができます。
犬に与える時の注意点
白身は、生で与えてはいけません。
白身に含まれているアビジには、ビタミンの吸収を阻害し、必要なビタミンのバランスを崩してしまいます。ビタミンを接種しない状態が続くと、皮膚病や結膜炎を引き起こす可能性があります。気を付けましょう。
生ではないから、体に良いからと、与えすぎてしまってもよくありません。どんな食材でも、ほどほどが大切です。
おすすめの与え方
・ゆでたまご
・卵黄
・半熟茹で卵(白身はしっかり茹ででください)
茹で卵を細かく刻んでフードにトッピングをしたり、新鮮な卵黄のみを与えたりしても良いですよ。下痢をしている時や、免疫力を付けたい時、沢山お散歩や運動をした日などにトッピングしてあげてください。
こんな犬にもおすすめ
・肝臓病の犬
・腎臓病の犬
・ガンの犬
・開腹手術をした犬(避妊手術、去勢手術含む)
卵は、毒素や老廃物を排除して、代謝を促進させる効果はもちろん皮膚を保護する役割もあるため、病気と闘っている犬にもおすすめです。
まとめ
スーパーに行くと1年中ある卵でしたが、実はこんなにもパーフェクトな食材でした。
ぜひ子犬から老犬まで与えたい食材のひとつですね。
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