ティーカッププードルの特徴や性格、飼い方について

ティーカッププードルの特徴や性格、飼い方について

ティーカッププードルは驚きのマイクロサイズ。小さな体で跳ねるように動く姿は多くの人を虜にします。

そんなティーカッププードルの特徴、性格、飼い方、気になる病気や平均寿命、価格相場などを詳しくご紹介します。

ティーカッププードルを飼っている人はもちろん、これからいっしょに暮らしたい、飼えないけどもっと詳しく知りたいという方、ぜひお読みください。

犬種 ティーカッププードル
英語表記 Teacup Poodle
原産国 フランス
サイズ 小型犬

ティーカッププードルの歴史

ティーカッププードルの歴史はまだ浅く、2000年代にトイプードルよりもさらに小さな体のプードルとしてアメリカで生まれました。

ティーカッププードルは、サイズをあまりにも小さくしたことより遺伝性疾患の弊害が出ています。そのため、FCI(国際畜犬連盟)では非公認となっており、トイプードルの規格外犬種として扱われ、独立した犬種として認められていません。また、JKC(ジャパンケンネルクラブ)でも正式名称として登録されていません。ただし、定義的にはプードルに分類されています。

現在は愛玩犬という位置にいますが、今後時間をかけて遺伝性の病気やサイズの安定化、プードルとしての性質などが維持できるようになれば、独立した犬種として認められる可能性があります。

ティーカッププードルの特徴

ティーカッププードルの特徴、サイズ(体高と体重)、性格

ティーカッププードルのサイズ(体高と体重)

ティーカッププードルのサイズは、オス、メス共に体高23cm以下、体重1.8~2kgほどです。

しかし、前述のとおり公式に認められている犬種ではないので、これらのサイズはあくまでブリーダーの間で言われている基準サイズを表します。

抜け毛の少ないティーカッププードル

ティーカッププードルは換毛期がないシングルコートと呼ばれる犬種のため、ほぼ抜け毛がありません。しかし、カールしたふわふわのやわらかな被毛はとても絡みやすいため、2日に1回程度はブラッシングによるケアが必要です。また、1か月に1回はトリミングをする必要があります。

ティーカッププードルは体臭が少ない犬種

ティーカッププードルは、ほかの犬種と比べると体臭が少ないため、室内で飼いやすい犬種と言えます。しかし、体臭がないからといってシャンプーなどをしなくてもいいわけではありません。ティーカッププードルは皮膚が弱いので、定期的なシャンプーで皮膚を清潔に保ってあげることが大切です。

ティーカッププードルの性格

ティーカッププードルは賢くて好奇心旺盛

ティーカッププードルは、とても賢くて好奇心旺盛な犬種と言えます。人の言葉をよく聞いて理解し、行動することができますので、初めて犬を飼う人や子供がいる家庭にもおすすめです。

また、好奇心旺盛で遊ぶことが大好きなティーカッププードルは、小さな体からは想像がつかないほど、いつも元気に動き回ります。

ティーカッププードルは神経質で依存心が強い

犬はサイズが小さくなるほど神経質になりやすいと言われていますが、ティーカッププードルも例外ではなく、とても神経質で飼い主への依存心が強くなる傾向にあります。言い方を変えると、甘えん坊な性格ということです。

毛色での性格の違い

ティーカッププードルは、毛色で性格が違うと言われています。

  • ホワイト:飼い主と一緒に過ごすことが大好きな甘えん坊。また、慎重な性格の子が多いようです。
  • ブラック:利口で大らかな性格のため、ティーカッププードルの中で、一番飼いやすいでしょう。
  • レッド:とても陽気でやんちゃな性格をしています。興奮しやすい傾向があるので、しつけはしっかりとすることが大切です。
  • ブラウン:自立心が強くマイペースな性格をしています。
  • アプリコット、シルバーなどの淡毛色:神経質で慎重な性格の子が多いようです。内弁慶で、家の中での性格と外での性格が違うことも多々あります。

ティーカッププードルの毛色

ティーカッププードルの代表的な毛色と飼い方

ティーカッププードルの毛色はとても豊富で以下のようなものがあります。

  • レッド
  • アプリコット
  • ブラック
  • シルバー
  • シルバーベージュ
  • ホワイト
  • クリーム
  • ブルー
  • グレー
  • ブラウン
  • カフェオレ

このほか、2色以上のパーティ―カラー(白地にはっきりとした色の班があること)があります。

ティーカッププードルの飼い方

甘やかせすぎは、問題行動の原因に!

ティーカッププードルはとても小さな個体のため、成長が遅い子や体が弱い子が多いと言われています。もちろん個体差があるので、すべてのティーカッププードルが虚弱なわけではありませんが、歴史がまだ浅いため、個々のもつ体質はそれぞれ違い、一概には言えません。

そのため、個々の体質や体力、性格に合わせて遊び方を変えたり、充分な日光浴をさせ体の成長を促してあげたりなどの工夫が必要になります。

また、小さな体と愛らしい目で甘えられるとついつい甘やかしてしまいますが、わがままで反抗的になってしまうことがあるので、甘やかしすぎないように気を付けてください。特に、ティーカッププードルのような小型犬は、「警戒吠え」と「無駄吠え」が多くなる傾向がありますので、飼い始めのうちにしっかりとしつけるようにしましょう。

ティーカッププードルのかかりやすい病気

ティーカッププードルのかかりやすい病気、平均寿命、価格相場

骨折

ティーカッププードルはその小さな体のため、骨も細く骨折をしやすいと言われています。少しの段差の昇り降りや、つまずきで骨折をしてしまうこともあるので、フローリングでは滑り止めのマットを敷いて、骨折をしないよう防止対策が大切です。

クッシング症候群

クッシング症候群とは、副腎から分泌されるホルモンが慢性的に過剰分泌されることによって引き起こされる病気です。主な症状として、多飲多尿、過食、腹囲膨満、左右対称性脱毛、皮膚の石灰化などが見られます。

ティーカッププードルのような体の小さな犬種は、クッシング症候群を発症しやすいため、日ごろから水を飲む量や体の状態を確認しておき、変化に気づくように心がけておくことが重要です。

レッグペルテス

ティーカッププードルに発症しやすいと言われているレッグペルテスは、大腿骨頭への血流が阻害されることで骨頭の壊死が現れる病気です。

はっきりとした原因はわかっていないため予防が難しい病気ですが、つまづきや落下などをしていないのに急に足を引きずるようになったり、体の一部分(患部)を触られると嫌がったり、食欲が低下したりなど、いつもと違う様子が見られたら、早めに動物病院を受診し、検査を受けるようにしてください。

初期であれば内科療法で症状を緩和させることが可能です。しかし、完治する病気ではないため、最終的には手術が必要となります。

ティーカッププードルの平均寿命

ティーカッププードルは作出からまだ10年ほどと歴史が浅いため、平均寿命のデータがまだ十分なほどそろってはいません。そのため、一般的に言われている犬の平均寿命となりますが、14~17歳と言われています。

しかし、小さな体のためか虚弱体質の個体が多く、平均寿命は12~15歳程度という考え方もあります。

ティーカッププードルの価格相場

ティーカッププードルの平均価格は30~40万円程度と言われていますが、より小さな個体は80~200万円で販売されることもあります。

ティーカッププードルを飼っている有名人

  • 佐々木希
  • 深田恭子
  • 水嶋ヒロ

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