ロングコートチワワの特徴や性格、飼い方について

ロングコートチワワの特徴や性格、飼い方について

ロングコートチワワは、超小型、まん丸の頭にうるるした目とチワワの特徴に加え、フサフサでフワフワ長毛でここ日本で非常に人気の高い犬種です。海外では、ロングコートよりも短毛種のチワワのほうが人気なんだとか。

そんなロングコートチワワの特徴、性格、飼い方、気になる病気や平均寿命、価格相場などを詳しくご紹介します。

ロングコートチワワを飼っている人はもちろん、これからいっしょに暮らしたい、飼えないけどもっと詳しく知りたいという方、ぜひお読みください。

犬種 ロングコートチワワ
英語表記 long coat chihuahua
原産国 メキシコ
サイズ 超小型犬

ロングコートチワワの歴史

古代メキシコに生存していたテチチが先祖

チワワの先祖は、古代メキシコのチワワ州に生存していたとされるテチチだと考えられています。その当時の建造物の絵にはテチチが描かれており、その姿はまさにチワワだったそうです。

19世紀の終わりごろ、メキシコの商人は、その小さな犬を国境付近で売り始めました。それをアメリカ人が連れて帰り、原産地にちなんで「チワワ」と名付けました。

その後、アメリカで改良が進められて現在のスムースコートチワワとなり、パピヨンやポメラニアンと交配させて被毛の長いロングコートチワワが誕生したようです。1904年にチワワは、アメリカンケンネルクラブに登録され、1928年にはカナダ、1948年にはイギリスのケンネルクラブに認められるようになりました。

また、1952年にアメリカのチワワクラブ(Chihuahua Club of America)は、スムースコートとロングコートのチワワを異なるふたつの犬種として扱うようになりました。

ロングコートチワワが日本に上陸したのは、1970年ごろだと言われています。その愛らしい姿はあっという間に日本人の心を魅了し、常に上位に名を連ねる人気犬種となっています。

ロングコートチワワの特徴

ロングコートチワワの特徴、サイズ(体高と体重)、性格

超小型犬で華奢な体型

超小型犬で大きく立った耳がチャームポイントのロングコートチワワ。頭は愛らしいアップルヘッド(頭頂部が丸く中央が膨らんだリンゴのような形の頭)で、体高よりも体長が少し長くなっています。頭は大きめで胴体はしっかりしていますが、足は細長く華奢です。

しなやかな長毛

スムースコートチワワと異なりロングコートチワワの体は、しなやかな長毛で覆われています。頭や腕、尾には愛らしい飾り毛があり、ふんわりとしたかわいらしい印象を見る者に与えます。人気犬種のランキングでは常に上位に位置しており、高い人気を誇っています。

ロングコートチワワのサイズ(体重と体高

チワワの体高は12~20cmと超小型です。適正体重は1.5~3kgの間が好ましいとされています。生まれたての体重は、何と100g! スマートフォンよりも軽いのです。オスとメスに大きさの違いはなく、両親の遺伝子によって骨格や大きさに差異が出てくるようです。

ロングコートチワワの性格

飼い主が好きすぎて、近づく者を威嚇

甘えん坊で忠実、飼い主とずっと一緒に居たがる性格のチワワは、飼い主を守ろうとする意識が非常に強いようです。長毛種のロングコートチワワも例外ではなく、飼い主に近づこうとする犬はおろか、人間に対しても威嚇して吠えることがあります。

物音に驚く臆病な一面も

華奢で小柄な外見に反し、警戒心が強く勇敢なチワワですが、少しの物音でも過敏に反応し、ブルブル震えてしまう臆病な一面も持ち合わせています。

そうであっても飼い主を守ろうと一生懸命に吠えるロングコートチワワの姿はとても微笑ましく、深い愛情を感じずにはいられないでしょう。

チワワは、飼い主の家族とそれ以外を明確に区別して接するので、番犬として非常に優秀です。家族を支える素晴らしいパートナーになるでしょう。

ロングコートチワワの毛色

ロングコートチワワの毛色と飼い方

ロングコートチワワには、ホワイトやブラック、しっとりとした印象のクリーム色、人気の高いレッドなどの色から珍しいブルーやイザベラと呼ばれるレアな色、複数の色による混合色など、毛色のバリエーションが豊かです。なお、毛色は成長と共に変化していくので、成犬でどんな色になるのかを想像するととても楽しみです。

ロングコートチワワの飼い方

寒さが大の苦手

温暖地域であるメキシコが原産であるチワワは、寒さが大の苦手です。それは、しなやかで長い被毛を持つロングコートチワワだとしても変わりありません。

一年を通して室内の温度を管理し、寒い日の外出時は防寒着を着せてあげましょう。また、チワワは、寒さだけでなく暑さも苦手なため、暑くなりすぎたら洋服を脱がせてあげてください。

ブラッシングは入念に

毛の手入れが面倒と思われているロングコートですが、毛の成長サイクルが長いため、スムースコートより抜け毛が少ないと言えます(ただし、換毛期にはどちらもしっかり毛が抜けます)。しかし、毛が細く絡まりやすいのが難点です。そのため、週に2~3回ほど念入りにブラッシングをしましょう。

また、ロングコートチワワに限らずチワワは暑さに弱いので、夏の季節に短く毛を刈る場合があります。しかし、高齢になると毛の再生能力が衰えてしまい、生えにくくなったり、毛が伸びなくなってしまったりします。10歳、11歳と高齢犬と呼べる年齢を迎えたら、過度なトリミングは控えましょう。

ロングコートチワワのかかりやすい病気

ロングコートチワワのかかりやすい病気と平均寿命

緑内障やチェリーアイなどの眼病

眼がとても大きいチワワは眼病を発症しやすく、緑内障やチェリーアイにかかることが多く見られます。放置すると失明する危険があるため、少しでも様子が変だと感じたら、早めに獣医師に相談してください。なお、眼病の多くは遺伝が要因で発症すると考えられています。

脳障害

チワワの7割におよぶ個体には、頭頂部の頭蓋骨が未完全、または完全に閉じていない部分があり、へこみが見られます。これは、「ペコ」(大泉門開存)と呼ばれます。

このへこみが小さい分には健康上、支障ありませんが、へこみが大きい場合や強く刺激すると脳障害を引き起こしますので、頭に激しい振動や刺激を絶対に与えないようにしてください。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼は、チワワを始めとする小型犬によく見られる疾患のひとつです。膝に位置する骨の膝蓋骨が正しい場所から外れてしまい、足を上げる、足を引きずる、内股になるといった症状が見られます。また、比較的後ろ足に多く発症すると言われています。場合によっては、歩行困難に陥る場合があります。

予防としては、肥満にならないよう食事を与えすぎないこと、激しい運動をさせたり飛び跳ねさせなりしないことです。かわいい愛犬が痛い思いをすることのないよう、心を配ってあげてください。

ロングコートチワワの平均寿命

超小型犬であるロングコートチワワの平均寿命は、12から15年ほどです。チワワは、生後1年間で人間の15歳ぐらいまで成長すると言われています。犬は人間よりも成長スピードが速いものですが、チワワは成長スピードが特に速い犬種と言えるでしょう。

1歳を過ぎると1年で4歳ほど年齢重ねていくので、すぐに成犬へと成長します。子供の時期が短いので、記録に残しておくのも良いかもしれません。

ロングコートチワワの価格相場

ロングコートチワワの平均価格は約21万円です。中には、100万円を超える高額なものもいます、

価格は、血統や外見の美しさ、人気の被毛など、さまざまな要因によって変動します。外見の美しさは、スタンダード(犬種標準と呼ばれ、理想像を文章で書き表したもの)と呼ばれる基準にどれだけ準拠しているかがポイントです。

飼っている有名人

浜崎あゆみ、IKKO、佐々木希、森泉、前田敦子、堂本光一

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