ソマリの声の魅力と鳴き方からわかる猫の気持ちとは?

ソマリの声の魅力と鳴き方からわかる猫の気持ちとは?

ソマリの鳴き声は、数ある猫種の中でとりわけ美しく心地いいと言われています。本稿では、人々を引き付けるソマリの鳴き声の魅力に迫ります。

また、ソマリは、ほかの猫と同様にさまざまな鳴き方をしますが、それらに込められた意味や猫の気持ちについても詳しく解説します。

ソマリの鳴き声の特徴

鈴を転がしたような声

ソマリの鳴き声はよく「鈴を転がしたような声」と表現されます。大きな声で「ニャーニャー」と騒ぎ立てるように鳴くことはほとんどありませんので、近所迷惑になることなく美しい音色を楽しむことができます。

また、ソマリの鳴き声は子猫のように軽やかで、鳴いているというよりは、おしゃべりしているような愛らしさがあります。人懐っこく人に甘えるのが大好きなソマリらしさと言えるでしょう。

ソマリの鳴き声にはさまざまな魅力がある

ソマリの鳴き声にはさまざまな魅力がある

澄んだ美しい音色が魅力

ソマリの鳴き声は鈴を転がしたような声と称されるとおり、澄んだ美しい音色が魅力です。声のトーンは高めで少しハスキーに鳴くところがかわいらしいです。

一般的な猫は何かを訴えるとき力いっぱい鳴き立てますが、ソマリは頑張って鳴いてるのに音が小さくかすれていて健気な印象を与えます。

たくさん話しかけるフレンドリーさが魅力

人懐っこく明るい性格のソマリはたくさん話しかけてくる陽気な猫です。ソマリの鳴き声はおしゃべりに近く、心地良い音色を楽しむことができます。

ソマリが飼い主さんの前で鳴くときは、会話をしに来たのだと解釈しましょう。飼い主さんもソマリにたくさん話しかけてコミュニケーションを図りましょう。

猫は人間の言葉を理解できませんが、たくさん話しかけることで飼い主さんの気持ちが通じることがあります。会話は猫との距離を縮める手段なのです。

ソマリが鳴いているときは「おはよう」「どうしたの?」「機嫌いいね」「ご飯食べる?」など、どんな言葉でもいいので気軽にかけてみるといいでしょう。

子猫のような甘えた鳴き声が魅力

ソマリは子猫のような甘えた鳴き声が魅力
ソマリは人間に甘えるのが大好きで、子猫のような愛らしさがあります。甘えてるときのソマリの鳴き声は、「ウニャー」「ミャアー」「アーン」「アニャ」といった短い鳴き声を少し間を置いて繰り返します。

体を擦りつけながらこのような声で鳴かれると、「どうしたの?」と、つい返してしまいます。飼い主さんの気を引くようなソマリのき声は種類が豊富で楽しさがあり、もっと聞きたくなります。

この鳴き声にゴロゴロが加わると、もうたまりません。猫が甘えた鳴き声を出すのはこちらの想いが伝わっているから、頼られているということでもありますし、飼い主さん冥利に尽きます。ソマリが甘えた鳴き声を出して飼い主さんに近寄って来たら、やさしく体をなでてあげましょう。

スキンシップされているときの気持ち良さそうな鳴き声が魅力

やさしくなでたり膝に乗せたり軽く抱き上げたり、ソマリはソフトなスキンシップを好みます。スキンシップされているときの気持ち良さそうな鳴き声も魅力です。

「ニャニャー」「アアーン」「ニャオー」など甘えた鳴き声と同じように種類が豊富で楽しさがあります。甘えてるときよりも長めでゆっくりと鳴くので、聞いているだけでこちらは眠くなってしまいます。

ご飯をおねだりするときの訴えかけるような鳴き声が魅力

飼い主さんにご飯をおねだりするときの訴えかけるような鳴き声も魅力です。肉食動物の猫は、かつて外で狩りをして食糧を確保していました。野生ではいつ食事にありつけるかわからないので、飼い猫であっても「食べられるときに食べておこう」という本能が働きます。

ご飯を求めるときのソマリの鳴き声は、甘えてるときの鳴き声とはがらりと変わります。キーを一段と上げて、「ニャーニャー」「ニャオー」と高い音を鳴り響かせて、「お腹が空いてるよー」とアピールします。

とは言え、ソマリは声が少しハスキーなので、口を全開にして精一杯鳴き声を立ててもさっぱり迫力がないのがちょっとかわいそうです。鈴を転がしたような声をずっと聞いていたくなりますが、あまりじらさず、早くフードを出してあげてください。

猫の鳴き声にはどんな意味があるの? ソマリの鳴き方からわかる猫の気持ち

猫の鳴き声にはどんな意味があるの? ソマリの鳴き方からわかる猫の気持ち
猫の鳴き声には感情が込められており、それぞれに意味があります。鳴き声に込められた感情を読み解くことで、猫が何をしてほしいのか、どんな状態にあるのか理解することができます。

ニャー=○○して

もっともよく聞く鳴き声と言えばやっぱり「ニャー」ではないでしょうか。ソマリもはっきり聞き取れるかどうかは別にして、よくニャーと鳴きます。

猫のニャーには「○○して」という意味があります。これは、ご飯や遊びを求める声であり、飼い主さんに向けられることが多い鳴き声です。

ほかには体をなでたりマッサージしているときに「もっとして」と求めたり、さまざまなおねだりを意味する鳴き声でもあります。ソマリがニャーと鳴くときは、面倒だと思わずに要求に応えてあげましょう。

ゴロゴロ=気持ちいい

ソマリを飼うなら毎日ゴロゴロと言ってもらえるような快適な環境を整えたい
「ゴロゴロ」は、のどの奥から発せられる鳴き声です。ゴロゴロの意味は猫好きでなくてもおわかりでしょう。気持ちよくなっているときの鳴き声です。

人間に甘えるのが大好きなソマリもよくゴロゴロ言いながら、飼い主さんにスリスリしたり、お腹を出したりします。ゴロゴロはリラックスしていることの表れですから、ソマリを飼うなら毎日ゴロゴロと言ってもらえるような快適な環境を整えたいものです。

ニャッ=挨拶

「ニャッ」は挨拶代わりに発せられる鳴き声です。猫は、飼い主さんと顔を合わせたときにニャッと短く鳴くことがありますが、「おはよう」や「こんにちは」と同じ意味があります。

また、親しい猫に対して挨拶するときもニャッと鳴きます。ほかにもちょっと賢い猫は、自分の名前を呼ばれたときにニャッとお返事することがあります。

シャー=こっちに来るな!

猫が相手を威嚇するときに発するのが「シャー」です。鳴き声というよりも唸り声に近いのですが、このシャーには「こっちに来るな!」「あっちに行け!」という意味があります。

決して自分の強さをアピールしているのではなく、気を許していない人間や折り合いの悪い猫と出会って怖がっていることを示しています。ソマリには神経質な一面があり、見知らぬ人間や新しい環境に対して用心深いので最初のうちはよく耳にすることになります。

ギャアー=痛い

「ギャアー」は痛いという意味の悲鳴に近い鳴き声です。うっかり猫の足や尾を踏んづけたときに聞く鳴き声です。この声を発したときはけがをしている可能性がありますから、念のため確認しましょう。

ウニャウニャ=おいしい

猫が夢中になってフードを食べているとき、「ウニャウニャ」と独り言のような鳴き声を発することがあります。このウニャウニャはおいしいという意味です。無意識のうちに出てしまう鳴き声であり、猫流のおいしさの表現と言えるでしょう。

カカカカ・ケケケケ=襲いたい

ソマリの「カカカカ」「ケケケケ」という鳴き声は「襲いたい」という意味
小鳥を見ている猫は、よく「カカカカ」、または「ケケケケ」という奇妙な鳴き声を小刻みに立てますが、これには「襲いたい」という意味があります。ソマリは世界最古の家猫であるアビシニアンの血を引いているので、野生的な趣きが残っています。

完全室内飼いの猫は狩りをする機会がほとんどありませんが、それでも窓から家の周りにやってきた小鳥を見ているときにこのような鳴き声を立てることがあります。きっと野生の血が騒ぐのでしょう。

アーオーン・ナーオ=恋人になって

「アーオーン」、または「ナーオ」は発情期のメスがオスを求めたり、オスがそれに応えるときに発せられる鳴き声です。不妊去勢手術を行うとこのような鳴き声を聞くことはなくなります。

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