短足猫 マンチカン

マンチカンは、ダックスフンドのような短足で、ユーモラスな見た目から人気が高い猫種です。
実は、猫の短足種はマンチカンだけではありません。
本記事では、マンチカン以外の可愛い猫の短足種をご紹介していきます。
どうぞ最後までご覧くださいませ。

 

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目次

マンチカン以外の短足猫「ミヌエット」

マンチカン以外の短足猫「ミヌエット」

マンチカンとペルシャの交配によって生まれた猫種

ミヌエット」は1996年にアメリカで誕生した新しい猫種です。もともとは「ナポレオン」という名前で呼ばれていましたが、後に名称が変更されました。

ミヌエットを誕生させたのは、ジョセフ・スミスという犬のブリーダーです。足の長いマンチカンが保護センターに収容されていることに心を痛めたジョセフが、短足猫を固定化しようと試みたのが始まりです。

まず、マンチカンとペルシャを交配させ、誕生した猫をヒマラヤンやエキゾチックショートヘアと交配させて誕生したのがミヌエットです。

ゴージャスな長毛と頑丈な骨格が特徴

ミヌエットは、マンチカンの短足とペルシャのフサフサしたゴージャスな被毛を併せ持つのが特徴です。マンチカンはどことなくユーモラスな印象を与えますが、ミヌエットはペルシャらしい優雅さや気品の良さを兼ね備えています。

平均体重は2から4kg程度と小柄ですが、ペルシャから頑丈な骨格を受け継いでいます。さらに、ペルシャらしい幅広の丸顔、太い首が目に止まりますが、鼻は低くありません。

メヌエットには、マンチカンと同じく長毛種と短毛種が存在します。また、ミヌエットはマンチカンの好奇心旺盛で活発な性格と、ペルシャの甘えん坊な性格を受け継いでいます。

マンチカン以外の短足猫「キンカロー」

マンチカン以外の短足猫「キンカロー」

マンチカンとアメリカンカールの交配によって生まれた猫種

キンカロー」は、1990年代にアメリカ人のブリーダーによってマンチカンとアメリカンカールの交配して生まれた猫種です。日本では「マンチカール」という名前で呼ばれることがあります。

変わった名前がつけられているのは、縮れているを意味する「キンキー」と短い足を意味する「ローレッグ」を合わせたためです。

カールした耳と光沢のあるセミロングの被毛が特徴

キンカローは、マンチカンの短足と小さな体、アメリカンカールのくるんと外向きに反った耳を併せ持つのが特徴です。前脚よりも後脚が長く、胴は短いもののがっしりしています。

尻尾の長い個体が多く確認されていて、体長よりも長い尻尾を持つ猫もたまに見かけます。平均体重は3~5kg程度あり、マンチカンよりも重さがあります。

マンチカンとアメリカンカールには短毛種と長毛種どちらも存在しますが、キンカローの被毛の長さは短毛と長毛の中間のセミロングです。やわらかくビロードのような光沢のある被毛は上品で高級な印象を与えます。

また、性格は人懐っこくて社交的で、マンチカンとアメリカンカールの明るい性格をそのまま受け継いでいます。協調性があり多頭飼いに適しているほか、犬などのほかのペットや子どもとも仲良くすることができます。

マンチカン以外の短足猫「スクーカム」

マンチカン以外の短足猫「スクーカム」

マンチカンとラパーマの交配によって生まれた猫種

スクーカム」は、1990年代にアメリカのブリーダーが「短足と巻き毛の猫を作りたい」という思いつきにより、マンチカンとラパーマを交配して作られた新しい猫種です。

スクーカムには、アメリカ先住民が使うチヌーク語で「強い」「たくましい」「お気に入り」といった意味があります。

巻き毛の被毛と優れた運動能力が特徴

スクーカムは、マンチカンの短足とラパーマのクルクルした巻き毛の被毛を受け継いでいるのが特徴です。顔は少し丸みがある均整の取れた形をしていて、眉とひげはクルっと巻いているのがいいとされています。

体の大きさは中くらいで、平均体重は3.5~6kg程度とマンチカンよりもずっしりしています。また、優れた運動能力を持つのも特徴で、短い足でありながら素早く走ったり、高いところによじ登ったりするのが得意です。

性格はマンチカンの明るさと人懐っこさ、ラパーマの賢さと活発さを併せ持っていて、飼い主さんに甘えるのが大好きです。一方で、飼い主さんに依存するばかりではなく自立心があり、あまり鳴くことがない猫でもあります。

マンチカン以外の短足猫「ジェネッタ」

マンチカンとベンガルの交配によって生まれた猫種

ジェネッタ」は、マンチカンとベンガルの交配によって生まれた猫種です。オリエンタルショートヘアやサバンナなども交配に用いられました。

「アフリカンジェネット(アフリカジャコウネコ)に近い外見を猫が欲しい」という愛猫家の要望に応え、2006年にアメリカで誕生した新しい猫種です。

マンチカン以外の短足猫「ジェネッタ」

■ジェネッタのモデルとなったアフリカンジェネット

 

ヒョウ柄が特徴的なベンガル

■ヒョウ柄が特徴的なベンガル

 

ジェネッタは、マンチカンの短足とベンガルの美しい斑点の被毛を受け継いでいるのが特徴です。さらに、オリエンタルショートヘアの長い胴も受け継いでいます。

被毛の色は、ブラウン、ブラック、シルバー、シナモンなどがあります。被毛の模様はスポテットと呼ばれるヒョウのような短い棒状の斑点と、マーブルと呼ばれる渦巻き状の大きな斑点の2種類です。

性格はベンガルのように野生的でありますが、マンチカンらしい甘えん坊で遊び好きな一面も併せ持っています。また警戒心が強く少し神経質な一面もあります。

マンチカン以外の短足猫「ラムキン」

マンチカン以外の短足猫「ラムキン」

マンチカンとセルカークレックスの交配によって生まれた猫種

ラムキン」は、マンチカンとセルカークレックスの交配によって生まれた猫種です。キンカローの生みの親であるアメリカのブリーダーが作り出した猫種で、子羊に似ていることからラムキンと命名されました。

セルカークレックスは、2003年に公認された新しい猫種であり、ラムキンも最近生まれた猫種と言えます。

子羊のようなふわふわした巻き毛と小さな体が特徴

ラムキンは、マンチカンの短足とセルカークレックスのセミロングの巻き毛を受け継いでいるのが特徴です。足が短いうえに平均体重は1.8~4kgと小型であることから、「ふわふわした子猫」という異名を持ちます。

成猫になっても子猫のようなかわいらしさを維持できるのが魅力です。マンチカンと同じく短毛種と長毛種があり、被毛は羊の毛のようにふわふわしています。

また、ラムキンは好奇心旺盛で活発なマンチカンの明るい性格と、セルカークレックスの落ち着いた性格を受け継いでいます。依存心と自立心のバランスが取れていて、飼い主さんに甘えるのが好きですが、物静かであまり鳴くことがなく飼いやすい猫種です。

 

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