ペット業界の経営者にせまる プレミアムなペット情報サイト

ペットのしつけ

犬、猫のしつけで1番大切なこと、知っていますか?

犬、猫と一緒に暮らしている人は、近年で増加傾向にあります。

パピーパーティーや、トレーニング教室、ペットと一緒に学ぼう。
など、犬と一緒に行く参加型のトレーニングは沢山ありますよね。
そこではどのようなことをしているでしょうか?
社会性を学ぶ、お座り、お手、待て、ヒール(犬が人の横についた状態で歩くこと)などを行っていると思います。
それらのトレーニングもとても重要なことではあります。

猫は、しつけは必要ない。気ままにのんびり生きている子たちだから。
と、思っている人も多いと思います。
しかし、トイレトレーニングはしていますよね?

猫にとっては、そのトイレトレーニングと同じぐらい。
犬にとっては社会性を学ぶことと同じぐらい。
大切なトレーニング、知っていますか?

大切なトレーニングとは

犬、猫に必ず教えたい大切なトレーニングは、
誰でも体中のどこにでも触れることができること。
え?何か教えるわけじゃないの?
そりゃ飼い主だもん。どこでも触れることできるよ。
と、思った方が多いと思います。

忘れないでほしいのは、犬や猫に触れるのは、飼い主だけではありません。
・動物病院へ行くとき
・トリミングサロンへ行くとき
・出張などで、ペットホテルへ預けなくてはならなくなったとき
・飼い主の急な体調不良で知人に預かってもらわなくてはならないとき

考え始めると、飼い主意外の方が犬や猫に触れる機会は、想像以上に沢山あります。
体調不良や出張は絶対ない。
とは言い切れませんし、動物病院は少なくとも年に1.2回はワクチン接種やフィラリア症の予防などで、行く事があると思います。

動物病院に行った時に犬や猫の様子は、いかがですか?
恐怖から怯えたり、唸ったり、怒ったり、吠えたり、鳴いたり、時には、噛み付いたりしようとする場合もあると思います。
その時の犬や猫は、想像を絶する以上のストレスを抱えています。
もし、犬や猫が恐怖故に手のつけようがないほど暴れてしまった場合は、非常に危険です。
犬や猫が暴れて怪我をすることもありますし、動物病院のスタッフも怪我をすることもあります。
その場合は、動物病院では鎮静剤を打つことになります。
鎮静剤を使用、又は口輪をしないと治療ができない。
トリミングサロンで綺麗にしてもらうことも出来ない。
愛犬、愛猫のそのような拘束される姿を見たいと思うでしょうか?

その時に飼い主はこう考えると思います。
なんでうちの子だけ…。
なんでこうなってしまったのであろう。
家ではあんなに良い子なのに。

犬や猫が1番可哀そうですよね。
なぜこのような事をされるのかも分からず、不安で怖くて、大好きな飼い主さんも遠い場所にいる。
このようなストレスを受けないために、誰でも体中のどこにでも触れることができることは、とても重要なことです。

誰でも体中のどこにでも触れることができるようになるために

でも、どうすれば、誰でも体中のどこにでも触れることができるようになる犬や猫になるの?
簡単に明日から少しずつ馴れさせていくことが大切です。

犬と猫にストレスがかからないようにしつつ、誰でも体中のどこにでも触れることができるようになるためのポイントです。

犬の場合

子犬の頃に沢山色んな人に会わせることが大切です。
抱っこをして貰ったり、リードを持ってもらったり、沢山の人とコミュニケーションを取って可愛がってもらうことが大切です。
その他、ごはんを与える前に全身を触ってから与える、自宅で出来る爪切りでもサロンや動物病院に連れて行き、他の人と接する機会や時間を作ることが大切です。

成犬でも明日からでもできます。
まずは飼い主が全身を触れて、嫌がる場所がないかを確認してください。
前脚を触ると、引っ込めませんか?飼い主が前肢を放すまで、大人しくしてくれていますか?
愛犬の苦手な場所があるかを把握し、確認してみましょう。

猫の場合

猫は大変繊細です。飼い主でさえもあまり撫でたりすると、嫌がる子もいます。
犬と違い、外に連れ出すことはおすすめしません。
その為、友人を自宅に招待するのです。
同じ友人に2、3回来てもらい、猫が少しずつ友人に馴れたところで、体を撫でながら飼い主が猫の好きなおやつなどを与えてください。
おやつの間であれば、我慢できる猫も多いのです。
飼い主ではない人が、体を撫でられるようになることが大切です。

まとめ

誰でも体中のどこにでも触れることができること。の重要性は分かって頂けたでしょうか?
動物病院に行くのは、年に数回だから少しぐらいだから、とは思わないでください。
どんなに気を付けていても、相手は犬や猫、怪我や病気をしないとは限りません。

動物病院やトリミングサロンで、少し痛いことや苦手なことをされても、大人しくしていることが出来れば、沢山褒めてもらえます。
頑張ったね。と、おやつなども貰えるかもしれません。
犬や猫は、怒られたこと、褒められたこと、しっかり学習をします。
沢山褒められて、美味しいものも貰えた場所は自然と苦手な場所ではなくなります。

もちろん、飼い主に褒められることが1番嬉しいので、沢山褒めておやつも奮発してあげてくださいね。
愛犬と愛猫にストレスがかからないように、楽しく長生きするためにはとても大切なことですよ。

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP