犬はさつまいもを食べても大丈夫です。それどころか、進んで与えたい食材のひとつでもあります。
さつまいもを使用した犬用のおやつも多く販売されていますし、手作りごはんでも活躍するお野菜でもあります。
さつまいもを与えると、犬は喜びますが量はどれほど与えていいの?
どんな栄養が含まれているの?
犬に与えるメリットと与える時の注意点は?
そんな疑問にお答えします。
さつまいもの栄養素
さつまいもの栄養素はほぼ炭水化物で占められていますが、他にもビタミンC、ビタミンE、ビタミンB6、ミネラル、葉酸、カリウム、銅、マグネシウム、鉄、亜鉛などの栄養素が豊富に、バランスよく含まれています。
与えても良い量(犬の体重別)
3kg…15g~20g
5kg…30g~35g
10kg…50g~60g
15kg…70g~80g
20kg…90g~100g
上記はあくまでも目安の量になります。初めて犬に与える場合は、この表記の半分ぐらいをおすすめします。食べた次の日のうんちを必ず確認してくださいね。
犬に与えるメリット
加熱しても壊れにくいビタミンCが沢山含まれているため、免疫力を高め、皮膚や骨を丈夫にしてくれます。
さつまいもの栄養素の1つでもある、ヤラピンには、胃腸の壁を保護してくれる成分が含まれている為、胃腸の弱い子でも安心して与えてあげることができますね。
さらに、さつまいもの食物繊維には、便秘を予防する他、コレステロールや塩分の吸収を抑えてくれる為、がん予防にも役立ちます。
犬に与える時の注意点
体に良いからと、与えすぎてしまってもよくありません。どんな食材でも、ほどほどが大切です。
与えすぎてしまうと、お腹が緩くなってしまうことがあります。
さつまいもは甘くて、甘味成分を好む犬にとってはとても美味しい食材です。毎日与えてしまうと味を覚えてグルメになってしまい、ドッグフードだけでは食べなくなってしまうことがあります。
こんな子にもおすすめ
・糖尿病の犬
・皮膚病の犬
・ダイエットをしている犬
さつまいもは腹持ちが良く、低カロリーでもある為、ダイエット中の犬には最適の食材です。
糖の代謝を促進してくれる成分が含まれている他、皮膚の活性化を促進するビタミンCは、病気を治療中の犬の手作りごはんにもおすすめです。
まとめ
さつまいもは9~12月が旬のお野菜です。身近にあるお野菜の中でも、スーパーフードとも言っても過言ではないほど栄養たっぷりのさつまいもは、進んで愛犬に与えたい食材のひとつですね。
さつまいもを与える時は、生で与えるのではなく、茹でる、焼くなどのひと手間を加えてから与えてください。
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