愛犬家にとって、休日に屋外で犬と一緒に遊ぶことは心癒されるひととき。広いスペースで愛犬と遊ぶことが楽しみな方も多いことでしょう。
そんなアウトドア派の愛犬家の間で近年注目を集めているのが、「エクストリーム」と呼ばれるドッグスポーツです。
「エクストリーム」は、名前を見ると一見海外発のドッグスポーツのように思われますが、1999年より日本で考案され始まりました。飼い主と愛犬が、一緒に楽しむことだけを前提にした犬の障害物競走で、アジリティーと同じように思われるかもしれません。
アジリティーは指導手が飼い主でなくとも参加可能ですが、エクストリームは飼い主と愛犬が楽しむことだけを目的としたドッグスポーツになるため、指導手は飼い主でなくてはなりません。
種目
種目は大きく3種類に分けられ、基本的には1種類の種目を極め出場します。
エクストリームオープン競技(オープン総合)
リングやフラッグなどの色々な種類の障害をクリアしながら走り、タイムを競う
ハイジャンプ
人間の陸上競技の走り高跳びのように、1本のバーを跳び越える競技。バーを落としてしまったり、バーの下を通ってしまった時、30秒以内に跳べなかった場合は失格となる。どれだけの高さを跳べるかを競う。
ハイスピード
約20台の低いハードルを走りながら跳び越え、スタートからゴールまでのタイムを競う。
ハードルの高さは30cm。
種目クラス
参加犬の体高により、2クラスのオープンクラスとミニチュアクラスに分けられます。ミニチュアクラスは体高40cm以下の犬が参加可能です。大型犬や中型犬であってもまだ成犬になっていない場合など、参加犬の体高が40cm以下の場合はミニチュアクラスに参加が可能です。
オープンクラスとミニチュアクラスの違い
中型犬や大型犬が多いオープンクラスと小型犬や大型犬の子犬が多いミニチュアクラスの違いは下記の3点です。
ハイジャンプの競技において、ミニチュアクラスは最初のバーの高さが低く設定。
ハイスピードの競技において、ミニチュアクラスはハードルの高さ15cm。
制限時間がオープンクラスよりも長めに設定されることがある。
注意点
ハイジャンプは、初めから高いバーを目標とするのではなく愛犬がまたげるぐらいの高さから始めましょう。高い位置から始めてももちろん跳べる犬もいますが、四肢への負担が大きくなってしまいます。
エクストリームは、あくまで楽しく行うためのドッグスポーツですので愛犬にストレスや負荷がかからないように行いましょう。
参加するには?
エクストリームに参加するには下記のHPから申し込みが可能です。場所や日時により、オープンクラスのみミニチュアクラスのみなどと制限がある場合も多くあります。
開催概要をよく読み、愛犬も飼い主もお互い怪我がないよう、気を付けて参加してください。
参考サイト:ドッグスポーツ・エクストリーム
http://www.doglifeplan.jp/extreme/top.html
まとめ
日本発祥のドッグスポーツ、『エクストリーム』についてご紹介しました。
愛犬と一緒にチャレンジしたいと思われた方も多いのではないでしょうか?
挑戦する際は、愛犬と絆を深めながら、怪我がないように楽しくスポーツをしましょう。
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