災害時に「避難場所を調べていますか?」という質問に71%が「いいえ」と回答!さらに64.5%が「避難所が近くにあるかわからない」という結果に。実際に避難したことがある人の体験談などをリアルな声を紹介!
株式会社PLAN-B(本社:東京都港区、代表取締役:鳥居本 真徳)が運営をするINUNAVI(いぬなび)(https://inunavi.jp)は全国の犬の飼い主400人を対象に「災害への意識調査」に関してのアンケート調査を実施しました。
● 調査概要
調査内容:「災害の意識調査」についてのアンケート
調査方法:インターネット調査
対象者:全国の10代~60代の犬の飼い主男女400名(男性110名 / 女性290名)
調査日:2021年2月19日
● アンケートの質問項目
Q1:愛犬の防災グッズ・避難グッズを準備していますか?
Q2:準備している人は何を用意していますか?
Q3:愛犬と避難できる避難所の場所は調べてありますか?
Q4:愛犬と避難できる避難所は近くにありますか?
Q5:実際に愛犬と避難したことはありますか?
Q6:避難するにあたってまたは避難先で困ったことはありましたか?
Q7:災害が起こって不安に思うことはありますか?
Q8:あったら便利なものがあれば教えてください!
● 愛犬の防災・避難グッズを準備していますか?半数以上が「していない」という結果に!
・準備している…15%(60人)
・準備していない…44%(176人)
・準備しようと思うけど何をすればいいかわからない…41%(164人)
このアンケートでは、85%の飼い主さんが準備をしていないという結果に。
中には、「この間の地震の時には、とても慌ててしまいましたので、改めて準備したいと思いました(女性 / 50代)」という回答もありました。「何を準備していいかわからない」という飼い主さんが多いようです。
● 準備している人に何を用意しているか聞いてみた!
愛犬の災害グッズ・避難グッズを「準備している」と回答された飼い主さん60人が答えてくれました!(複数回答可)
60人中52人の飼い主さんが「フード」を準備しているという結果に。続いて「水」が35人、「ペットシート」が23人となっています。
避難所で食事が配給される人間と違って、わんちゃんの食事は不確かなものです。ほとんどの飼い主さんが「フード」を用意しており、愛犬の食料の確保は大切だと感じているようです。
● 愛犬と避難できる避難所は近くにありますか?半数以上が「わからない」と回答
・はい…16.5%(66人)
・いいえ…19%(76人)
・わからない…64.5%(258人)
このアンケートでは、「わからない」と回答された飼い主さんが64.5%と半数以上であることがわかりました。
災害が起きて避難しなければいけなくなったとき、家のそばに愛犬と避難できる避難所があるかどうかは、移動方法やルートを考える上でも重要なことです。
改めて、避難所が漠然としたものであるということが浮き彫りになった結果となりました。
● 実際に愛犬と避難したことのある人は2.5%!貴重な体験談を紹介
・はい…2.5%(10人)
・いいえ…97.5%(390人)
今回のアンケート結果では、400人中10人の飼い主さんが実際に愛犬と避難したことがあると回答。
そこで、避難するにあたって、または避難先で困ったことなどのリアルな体験談を紹介します。
▼実際に愛犬と避難したことがある飼い主さんの体験談
「避難をして車の中で一緒にいたので、トイレなどは困りました(男性 / 30代)」
「避難所では中に犬を連れては行けないので外にリードをつけて置いてる形をとりました。 犬を連れて行けるだけでも助かりましたが真冬の災害でしたので、 寒さが心配でした(女性 / 50代)」
「(犬が)まだ小さかったので動き回るんじゃないかと心配だったので、できるだけ空いている避難所を探しました(女性 / 20代)」
「避難所には入れないので車の中で一緒に過ごしました(男性 / 30代)」
「車で2日間避難したのですが、犬と一緒にずっと車の中で過ごしました。犬をトイレに連れていくときに、糞尿の匂いやトイレの場所に気を使いました。犬が他の避難者を吠えてしまったとき、とても気を使いました(女性 / 30代)」
体験談では、「愛犬が避難所に入れなかった」という声や「ほかの避難者に気を遣った」という声があり、改めて愛犬と避難する際の場所やマナーを考えておかなければいけないことがわかりました。
● 災害が起こったときに不安に思うことは?
「災害が起こったときに不安に思うことがあれば教えてください」と質問したところ、みなさんさまざまな不安を抱えているようでした。
【愛犬と避難するときに不安に思うこと】
1位:愛犬と一緒に避難所にいけるのか・一緒に過ごせるのか
2位:愛犬の心理的負担
3位:周りの人に迷惑をかけないか
4位:病気やケガをしたときにどうするか
5位:留守中に災害が起きたら愛犬だけが取り残されてしまうのではないかという不安
ほとんどの飼い主さんが、「愛犬と一緒に避難所にいけるのか」「愛犬と一緒に過ごせるのか」という回答でした。みなさんのリアルな声をいくつかご紹介します。
▼避難未経験者の不安に思うこと
「犬の心理的負担と連れて避難できるのか、いつもは家の中で一緒に過ごしているので避難所でも一緒に過ごせるスペースがあるのか(女性 / 40代)」
「避難先で犬も受け入れてくれるか、もし一緒に避難できたとしても不快に思う人から文句を言われないか不安です(女性 / 30代)」
「(犬が)驚いて逃げないかが心配(男性 / 60代)」
「犬が留守番している時に、災害がきたらと思うと不安です(女性 / 50代)」
「災害避難後、愛犬が体調を崩してしまった時に、すぐに獣医や動物病院関係者と連絡が取れるのかが不安です(女性 / 30代)」
「人の食料や水の確保も大変な時にペットにそれを分配してもらい確保できるのか心配(女性 / 20代)」
「大型犬の為受け入れてくれる所があるのか不安です(女性 / 50代)」
「2匹いるし、よく吠える、1匹は噛みつく恐れもあるし、避難所には絶対連れて行くのは無理だと思っている、正直実際どうしたらいいかわからないでいます(女性 / 40代)」
▼避難験者の不安に思うこと
「私は常に災害を意識して準備はしてるつもりです。避難袋のフードは約2週間分は入ってますが(家には3週間分)それで足りるかとか不安です。災害にはフードを購入出来ない場合もありますから、津波、壊滅を経験してますから、まずフードが心配です(女性 / 50代)」
「ペットの餌が不足してしまうことがとても怖かった(男性 / 30代)」
アンケートは任意でしたが、9割以上の飼い主さんが不安に思うことに回答してくれました。
実際に避難を経験されている多くの飼い主さんが、フードが足りるか不安だと答えていることにも注目したいですね。
● 災害時は、「愛犬との同行避難」が原則!
今回のアンケートで、「人命優先なので動物は連れて行けません(40代・男性)」と答えた飼い主さんがいましたが、実際には国から「ペットとの同行避難を原則とする」ことが呼びかけられています。
これは、災害の度に置き去りにされて命を落とすペットや、野生化してしまうペットがいる現状で、動物保護の観点や自然繁殖して増やさない意味も込められているためです。
本記事では「災害時に慌てないために知っておくべきこと」や「災害時にあると便利なグッズ」なども実際の避難者の声も参考に紹介しています。
▼愛犬の避難グッズ「準備してない人は85%以上!?」災害がおきたらどうやって避難する?
https://inunavi.jp/saigai_enquete/
災害はいつ襲ってくるか誰にもわかりません。そのときになって慌てない・困らないためにも、日頃から意識し準備しておくようにしましょう。
▼掲載サイト
INUNAVI(いぬなび)(https://inunavi.jp/)
▼運営会社
株式会社PLAN-B(https://www.plan-b.co.jp/)
代表取締役:鳥居本 真徳
従業員数 :149名
事業内容:デジタルマーケティング事業、メディア事業
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