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ジメジメとした梅雨や夏のシーズンに急増中!犬と猫の食中毒に要注意!感染ルートとは?

だんだんと夏のような暑さがつづくと思いきや、梅雨入りし、ジメジメとした湿気にうんざりしている方も多いのではないでしょうか。
ジメジメとした梅雨のシーズンや、暑い夏の時期に気を付けたい、食中毒!
大丈夫だと思っていたとしても、気が付かないだけでフードにカビが増殖していた、なんてケースも少なくありません。

今回は、犬と猫の食中毒について、ご紹介します。

犬と猫の食中毒

人と同様、犬と猫も食中毒に感染することがあります。
高温多湿の梅雨の時期や真夏のムシムシとした暑さが続くと、食べ物についた、わずかな菌が過ごしやすい環境下にあることで、どんどん増殖していくのです。
普段は、いっしょに食べていたとしても問題ない菌だとしても、増殖し大量に体内に摂取してしまうことにより、毒素を引き出すこともあるのです。
結果、大量に菌やウイルスをフードやおやつなどと食べてしまうことによって、食中毒を引き起こします。

犬と猫の食中毒の症状

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 元気消失
  • 発熱
  • 泡を吐く
  • 血便
  • 呼吸困難(犬に多い症状ですが、猫に見られた場合は要注意)
  • けいれん

上記のような症状がひとつでも見られた場合、すぐに動物病院へ行きましょう。

犬と猫が食中毒に感染する主なルート

  • フード
  • おやつポーチ
  • 手づくりごはん

フード

フードを食べる猫

フードは、開封した瞬間に酸化がはじまります。
それと同時に空気中に浮遊している、菌も付着してしまいます。
フードを1度開封したら、2週間で使いきりましょう。
フードは、酸化するとカビが生える原因になりますので、注意が必要です。

また、猫は置き餌にしている人も多いと思います。
半日で食べなかったフードに関しては、すべて破棄してください。
ウェットタイプのものは、水分が多い分、2~3時間で雑菌が増殖するので梅雨や夏の時期に置き餌として使用するのは、極力さけましょう。

おやつポーチ

おやつポーチは、毎日こまめに拭きとる、もしくは洗うことをメーカーは推奨しています。
タッパーなどではなく、しつけ用のおやつポーチなどは、布製のものが多く、雑菌が繁殖しやすい環境が整っています。
おやつポーチを使う場合は、1日で使いきれる量のおやつを入れて、次の日に持ち越してしまった場合、おやつは破棄しましょう。

手づくりごはん

ごはんを待つ犬

手づくりごはんを犬と猫に与えている人も増えつつあります。
毎食ずつ、ごはんを作っている場合は問題ありませんが、作り置きする場合は、1食分ずつを小分けにして、保存するときは冷凍庫にいれ、早めに使い切りましょう。

水を飲む犬

水で食中毒に感染することがあるの?!
と思われがちですが、水でも感染します。
犬や猫が飲んだ水入れには、ヨダレや毛などが混入します。
犬や猫の、口の中に含まれている雑菌がヨダレとして水の中に混入すると、水入れの中で雑菌が増殖しますので、こまめに水を入れ替えることが大切です。
犬や猫のお留守番時間が長い場合は、汚れをきれいにするフィルター付きの水入れなどもありますので、そのような水入れを使用するとよいでしょう。

まとめ

「ジメジメとした梅雨や夏のシーズンに急増中!犬と猫の食中毒に要注意!感染ルートとは?」はいかがでしたか?
7月前半から10月ぐらいまでは、犬や猫が食中毒に感染することも少なくありません。
飼い主ができることを把握し、愛犬や愛猫の健康を守りましょう♪

著者:miki.m

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