愛犬がしてはいけないことをしてしまったとき、あなたはどうしますか?
現行犯のタイミングで叱りますか?それとも時間差で叱りますか?
時間差で、叱っているときは、愛犬はなぜ叱られているのか、理解できません。
愛犬がしてはいけないことをして、叱るタイミングは必ず現行犯で注意しましょう。
叱っているときに、愛犬がすることがある「あくび」。
聞いてないの?!と、思うかもしれませんが、愛犬なりに必死に考えて「あくび」をしていたのです。
叱られているときにする犬のあくび
叱っているタイミングで、愛犬がすることがあると言われる「あくび」は、もうこれ以上怒らないでほしい…
という気持ちの表れです。
話を聞いていないから「あくび」をするわけではなく、飼い主の興奮をなんとかして落ち着かせようとしてしている行為なのです。
何気なくしている行動のメッセージをカーミングシグナルと言います。
カーミングシグナルを理解してあげるだけで、愛犬との生活が180度変わりますよ。
怒られているときにするカーミングシグナル
あくび
怒られているとき、叱られているときに、愛犬があくびをするのは、退屈だからではありません。
「これ以上怒らないで」
「落ち着いてよ」
という、相手の気持ちをしずめようとしているサインです。
動きがゆっくり(愛犬を呼んでもなかなか来ない)
愛犬を呼んでもなかなか来ない、聞こえているはずなのに!
と、いうときは来るまで、大きな声で愛犬の名前を呼びませんか?
犬の気持ちとしては、なぜかわからないけど、飼い主が興奮しているようだから、これ以上刺激しないようにしよう、と考えてわざとゆっくり行動しているのです。
まばたき
怒られているとき、叱られているときに、まばたきの回数が増えたら、その場から逃げたい、自分の気持ちをグッとガマンして、なんとか自分を落ち着かせようとしています。
まばたきを何度もしている場合は、非常にストレスが溜まっているので、ほどほどにしてあげてくださいね。
足でからだをかく
怒っている最中に突然、からだをかきはじめたら、緊張やストレスから逃れようとして、別の行動をすることで、そちらに対して意識を逸らそうとする行為です。
よだれをたらす
よだれをたらすのは、お腹がすいているからではありません。
よだれがダラダラと出るのは、ストレスがたまりすぎてよだれを飲み込めなくなってしまっているのです。
長時間叱らないで
愛犬がやってはいけないことをしたとき、叱ったり、怒ることもあると思います。
ただ、愛犬がどんなに知能が高いとしても、犬は犬です。
人の言っていることや、言葉は3割しか理解できていないと考えられています。
「コラ」「ダメ」などのひと言は理解しますが、「どうしてこんなことしちゃったの?ダメでしょう?ねぇ、聞いているの?」などの長いはなし言葉になってしまうと、理解することはできません。
ただ、愛犬にとって苦痛な時間がながれます。
そうなってしまうと、可哀想ですので、愛犬を叱るとき、怒るときはひと言で終わらせてあげましょう。
まとめ
「【愛犬のきもちを知ろう】怒られているときにするあくびは「これ以上は怒らないで」のサイン」はいかがでしたか?
愛犬のカーミングシグナルである、ボディランゲージを理解するだけで、愛犬との生活がガラッと変わります。
叱っている最中の愛犬のあくびは、反省している証だということを忘れないであげてくださいね。
著者:miki.m
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