いつ私たちを襲うか分からない自然災害のひとつ、地震。
先日、発生した地震も例外ではありません。
地震をふくむ、自然災害が突然発生した場合、愛犬や愛猫のことを真っ先に心配する人も多いのではないでしょうか。
今回は、愛犬や愛猫との避難方法や、シーン別に気を付けるべきことをご紹介したいと思います。
外出中やお散歩中に地震が発生したときにするべきこと
飼い主が外出している最中に地震が発生した場合
自宅にいない時間帯に大きな地震が発生したら、自力で逃げることができない、愛犬や愛猫のことを気にする人も多いでしょう。
愛犬や愛猫だけで家に取り残されてしまった場合、まずは帰宅するルートを確認することも大切ですが、帰宅するためのルートに二次災害がないかどうかもよく確認してください。
帰宅するためのルートに二次災害警報が出ている場合は、避難所に先に行った方が良いケースもあります。
飼い主さんがケガをしてしまうと、結果として愛犬や愛猫を迎えに行くことができなくなってしまうのです。
すぐに自宅に帰れないけれども、愛犬や愛猫の様子がどうしても気になるというときは、ご近所の人や親せきなどに頼むこともひとつの手です。
おさんぽの最中に地震が発生した場合
愛犬とおさんぽをしている最中に、突然地震が発生しないとも言い切れません。
そんなとき、あなたはどうしますか?
すぐに家に帰らなくては!と思うかもしれませんが、まずは自宅がある地域付近の災害情報を確認しましょう。
携帯は、震災が発生してすぐであれば、まだネットが通じます。
津波の情報や自宅の付近に川が流れている場合は、川の氾濫(はんらん)などに気を付ける必要があります。
二次災害が発生しないかどうか、よく調べたり家から出てきた人がいれば、見知らぬ人でも声をかけてたずねましょう。
時と場合によっては、自宅へ帰ることの方が危険をともなうこともあります。
電柱が揺れるほどの大きな地震の場合は、直接避難所へ向かいましょう。
同行避難所と同伴避難所のちがい
同行避難所
愛犬や愛猫と避難することができる、仮の施設です。
ただ、愛犬・愛猫は人とはちがう、別の部屋でクレートなどに入ったまま避難することになります。
飼い主と常に一緒にいることはできません。
愛犬や愛猫を出して、フリーにしてあげられる時間がなかなかないでしょう。
同伴避難所
同伴避難所も同行避難所と同様、愛犬や愛猫といっしょに避難することができる施設です。
屋根のついている部屋の同じ空間で過ごすことができます。
避難所によっては、クレートにいれなくともリードをつけていればOKという場所もあります。
長時間、飼い主と離れることがないため、愛犬や愛猫にとってはストレスが少ないと言えるでしょう。
まとめ
「外出中やお散歩中に地震が発生した場合、愛犬と愛猫はどうなるの?!」はいかがでしたか?
愛犬や愛猫のことが心配で、パニックになってしまう人もいると思います。
ただ、飼い主がうろたえてしまうと、不安は愛犬や愛猫にも伝わってしまいます。
愛犬や愛猫にストレスを与えないように、不安を感じさせないように、飼い主がいるから大丈夫だよ、というメッセージを態度で伝えてあげましょう。
外出中に地震が発生して、二次災害が起こりうる場合は、自宅に帰ることは危険です。
ただ、愛犬や愛猫を見捨てるということではありません。
二次災害がおさまるタイミングで、必ず迎えに行きましょう。
コメント