寒い冬には、愛犬が痩せる事がある…
ということを聞いたことがある人も多いと思います。
では、なぜ寒い冬に犬が痩せてしまうのでしょうか?
今回は、犬が冬に痩せてしまう理由と冬に痩せ対策をご紹介します。
どうして犬は冬に痩せるの?
冬などの寒い時期には、犬は体温を維持するためにエネルギーを使います。
犬は、基礎体温が人より高く平熱は38℃~39℃前後と言われています。
そのため、その他の季節に比べて基礎代謝が高くなる関係で消費カロリーが大幅に増えるのです。
でも、うちの子は室内飼いだし部屋には暖房やヒーターをつけているからそんなに寒くないはず!大丈夫だよね?
という考えがよぎりませんか?
しかし、冬も春夏秋と同様の時間のお散歩に行きますよね。
他の季節では、運動した分エネルギーを消費しますが、寒い冬では外に出るだけで体温維持のためにカロリーを消費するのです。
お散歩の消費カロリー(5kgの犬1日3kmのお散歩の場合)
春 30Kcal
冬 45Kcal
約1.5倍近くものカロリーを消費していることが分かります。
結果、冬以外の季節と同じ量のフードやごはんを食べていると、気が付いたときにはかなり痩せていた…
なんてことも少なくないのです。
冬に痩せないためには…
冬に体重維持するためには、簡単です。
フードを少し増量すればいいのです。
冬だから沢山食べて良いんだ~。と、いきなり2倍の量をあげたりはしないでくださいね。
小型犬(5kg前後)の場合は、下記の量を増やしてあげるといいかもしれません。
グレインフリーの場合 5g~10g
通常のドッグフードの場合 8g~15g
愛犬の体重と体型を見ながら増やしていってあげてください。
また、体を内面から暖めるためにも人肌程度に温めたスープやお肉、お魚などをトッピングしてあげても良いと思います。
【レシピ公開】ささみのあったかスープ(小型犬5kg前後)
冬にあげたい愛犬の体を暖める栄養満点の簡単レシピのご紹介です。
用意するもの(5kgの子の分量)
・無調整豆乳 30cc
・水 50cc
・ささみ 20g
・さつまいも 15g
・小松菜 10g
・マッシュルーム 1個
・オリーブオイル 大さじ1
作り方
1.ささみとさつまいも、小松菜、マッシュルームを一口サイズに切る
2.小鍋にオリーブオイルを入れてささみを炒める
3.ささみに火が通ったら水50ccとさつまいもと入れて柔らかくなるまで煮込む
4.火が通ったら豆乳と小松菜、マッシュルームを入れてひと煮立ちさせたら完成
作る時のポイント
無調整豆乳を愛犬に与えても大丈夫ですが、牛乳は与えないように気を付けましょう。
犬は、牛乳に含まれる乳糖を分解できない子が多いと言われています。
牛乳で作ってしまうと下痢をする恐れがあります。
小松菜とマッシュルームは、軽く予熱で火が通る程度にしてあげると栄養素が破壊されずおすすめです。
愛犬にあげる時には、人肌程度に冷ましてからあげてください。
まとめ
「冬は愛犬が痩せやすい季節?!痩せる理由と冬痩せ対策とは?!【レシピ公開】」はいかがでしたか?
冬は、普段よりも痩せてしまう季節です。
外に出る時には、お洋服を着せるなどして工夫をしつつ体重が増減しないように気を付けてあげましょう。
著者:miki.m
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